【ニューヨーク通信】 ビルの谷間のアイススケートリンク ブライアント・パーク

【大紀元日本1月10日】今、ニューヨーカーが一番行きたがる公園はブライアント・パークというと、皆さんはきっと不思議に思われるでしょう。ニューヨーカーは、なんてったってセントラル・パークではないかと・・・。実は、春夏秋冬を通してイベントが多く、便利で仕事帰りの市民がよく訪れるのは、オフィス街のど真ん中にあるブライアント・パークなのです。

毎年10月末に公園内にはスケートリンクが開き、翌年の2月末までの4カ月間限定で、無料でアイススケートが楽しめます。多くの家族連れやカップル、観光客らが列を作って順番を待ち、滑りを楽しんでいます。スケートリンクは、平日は早朝8時から夜10時まで、週末は夜中までオープンしています。

毎年ファッションショーが開催されるのもこの公園。映画や音楽のコンサートなども無料で公開され、大勢の市民が訪れます。公園内にはバーやレストランもあり、自然の中で食事も楽しめます。

ブライアント・パークの位置は、マンハッタンを人間の体に置き換えて説明すると、ちょうどおへその辺り。本当に、マンハッタンの中心でど真ん中なのです。一方、セントラル・パークは大体、胸のあたりになるでしょうか。お昼のくつろいだひと時や、退社時に立ち寄って気分転換など、利用方法は様々です。

ブライアント・パーク、アイススケートの案内ウエブサイト:

http://thepondatbryantpark.com/skate/info

スケートを楽しむ市民

ビルの谷間の風景

リンクの横にあるレストラン・ラウンジ

(写真/文・山崎)