グローバルQ&A:東日本大地震に遭った日本人に寄せる言葉

【大紀元日本4月19日】マグニチュード 9の地震が東日本を襲ってから、1 ヶ月以上たちました。世界の人々から今でも多くの応援メッセージが日本に向けて発信されています。それらは、被災者の方への心からのお見舞いや、復興に向けた励ましの温かい言葉です。

「日本の人たちに何か伝えたいことがありますか?」これは英語版大紀元の記者が、ルーマニア、パキスタンなどの人たちに、直接マイクを向けて聞いた質問でした。彼らから頂いた暖かいメッセージを下記に掲載します。日本の皆さんが復興され、早く立ち直ってもらいたいこと、そして原子力発電への依存を減らして欲しいことなどの応援メッセージが寄せられています。

サキブ・マジェー(Saqib Majee)さん(38歳)会社社長 パキスタンのバンガロール

歴史が物語るように、第二次世界大戦で日本は見事に復興しました。日本は卓越した国であり、この悲惨な状況を再び乗り越えるだけの能力があると確信しています。多くの国が強く反対しているように、日本がこれから原子力エネルギーに依存しないよう提案します。原発事故の問題は、特定の国に止まらず、世界全体に懸念と不安をもたらしています。自然の法則に従って復興にあたるべきであり、原子力エネルギーには頼らないでください。

マーガレット・ブリンク(Margaret Brinck)さん(56歳)看護婦 スエーデン

最初の地震の際、フェイスブッグを通して黙祷しました。原子力エネルギー以外のオプションが必要だと思います。今後さらに地震が起きるかもしれないからです。

ラスト・トゥラン(Rasto Turan)さん(33歳)、セキュリティサービス スロバキアのぺジノック

私は、日本の方たちを尊敬します。互いに助け合い荒廃した国を復興しようと連帯する人たちは、素晴らしいと思います。

ソニアウィリアムズ(Sonia Williams)さん (42歳)オフィスマネージャー バハマのフリーポート ニューヨーク訪問中

神を信じてください。そうすれば全てがうまく運びます。とても大変なことですが、全てを良い方向へ導く偉大な神がいることを信じてください。呆然とすることを日本人は体験しています。でも、生存していることを感謝してください。

グイセラ・ゴメズ(Guisella Gomez)さん(39歳)自営業 ペルーのリマ

強くなって!最悪な事態は過ぎ去りました。これからは良くなり、前に進みます。神を信じて祈ってください。子供の世話をされている親の方々には、良いことももたらさない不運はありませんよ、とメッセージを伝えたいです。

マヌエル・バティスタ・ガルシア(Manuel Bautista Garcia,)さん(53歳)スペインのサンタブリジダ(カナリア諸島)

心から辛く悲しい思いで一杯です。家族を失った方々に伝える言葉が見つかりません。路上の子どもたちをみていて、なぜ昨日は幸せな家庭があり、今日は、突然なくなってしまったのか分からないんだと思うと、言葉がありません。このような災害は世界の人々に何が欲しいのかを考えさせてくれます。環境を破壊するものがあまりにも多いです。核、化学兵器が横行する現在。なぜこのような状態なのでしょうか?

アレクサンドラ・アポペイ(Alexandra Apopei)さん(17歳)高校生 ルーマニアのフルチチェニ

日本の方たちが、直面する苦難を勇気と強さで乗り越えられると心から信じています。神が与えたこの試練は、団結し、互いに助け合い、すべてが良い方向へすすむという信念を持つことで乗り越えることができます。日本の状況は世界の人々に感銘を与えており、皆、手を差し伸べたいと願っていることを忘れないでください。共に手を取り、災害を過去のものとして、明るい未来を生み出しましょう。

ホルヘ・リカルド・レイス(Jorge Ricardo Reyes)さん(39歳)バイオエネルギー研究者 コロンビア

現在、人類がこのような苦悩に出逢っているのは、地球を犠牲にしてテクノロジーを享受し、地球への破損、地上の調和への破損に気付いていないからという可能性があります。これら全てを変えなければなりません。テクノロジーはほどほどに用いられるべきで、現在のように環境から離脱し、自己中心的になるほどにまで使うべきではありません。現代の私たちの考え方はとても近視眼的です。これを変革する必要があると思います。

(大紀元編集チーム)