【党文化の解体】第8章(6)

【大紀元日本9月18日】

1.誰に対しても警戒心を持ち、言葉に闘争意識を帯びる

2)闘争意識を持つ言語

(3)闘争の言葉がもたらした悪い結果

闘争の言葉は人の心を傷つける。中国に「良い話は心の鎖を開けられる」とのことわざがある。闘争意識に満ちた言葉は心を深刻に傷つけて、トラブルを引き起こす。二〇〇六年北京の研究結果によると、学校で教師が乱暴な言葉を使うのは一般現象になっているという。中学生にアンケートを取った結果、教師に不文明的な言葉で叱られたことで心を傷つけられると主張する生徒は72%いる。別の調査報告で、81.45%の小学生は「学校での言葉の暴力」は最も早く解決すべき問題だと思っている。

特定な環境に置かれる時、言葉の暴力は行動の暴力に転化しやすい。言葉の小さな争いが、殺人事件まで引き起こした実例もある。二〇〇五年、山西省太原市に行った北京の某警官は、交通信号の前で地元の警官を罵倒して争い、地元の警官に殺された。山東省済寧市の十四歳の少年、ネットチャットする時に相手と互いに罵倒して、それから相手は女の子のネット名を使って少年の所在地を聞き出して、ナイフで少年を刺殺した。

闘争の言葉をよく口か耳にすると、人々は闘争の目線で問題を見るようになりやすい。言葉は人間の思考の道具であるため、習慣性的な闘争の言葉は、人々に「闘う」という思考回路で問題解決をさせている。今の中国人が腹を探り合って暗闘する現状は闘争の言葉と大いに関係がある。例えば、上司は部下に威張る態度で、「絶対おまえに頭をさげてもらう」と言って、部下は不満を抱えて、心の中で「おまえにはどんな手段があるかを見たい」と思う。それから、互いの闘いは絶えない。

政治と外交の面で、中国人の闘争意識はいっそう明らかなもので、効果もいっそう悪い。二〇〇三年五月十九日、世界保健総会会場の外で、台湾メディアの「台湾が世界保健機関に加入したいという声を聞こえたか」の質問に、中国の沙祖康駐国連代表は軽蔑な態度で「とっくに拒否されたよ」と答えて、そして傲慢な口ぶりで「台湾を相手にする国はあるか」と追加した。同じようにこの沙祖康は、法輪功学習者はどうして精神病院で神経を傷める薬物を注射されないといけないかを聞かれる時、少しのごまかしもせずにストレートに「彼らの自業自得だ」と答えた。

警察の言葉「まだ法輪功が良いと言ったら、苦しめてやる!」(イラスト・大紀元)

「紅衛兵外務大臣」と呼ばれる李肇星は、記者の質問に答える際の態度の悪さが有名である。外人記者に_deng_小平の健康状況を聞かれる時、李は「彼の体調はとても良い」と答えて、記者は続いて「_deng_小平は自宅か、それとも病院で良好な体調を保っているか」と聞くと、李は「健康な人はどこに住むか、常識を持つ人はみな知っている。あなたは体調が良い時に病院に住むのか」と答えた。記者の質問は意地悪くないため、外交官の風格を出して答えたら良かったのに、李大臣の闘争意識がいかに根強いか、どんな場合でも漏れてしまう。もう一つの例は、一九八九年の天安門運動を鎮圧する時、_deng_小平は「学生が言うことを聞かなかったら、機関銃中隊一つで解決できる」と言った。江沢民は「共産党は法輪功に勝てないなんて、おれは信じないぞ」と言った。みな共産党が持つ闘争、暴力、鎮圧という習慣的な思惟が言葉に反映したものである。

闘争の言葉の習慣を持つ人は穏やかに、理性的に問題を探求できなくなり、討論する時、口争いで相手を圧倒させることばかり考えて、相手の話しを優しく聞いてあげて、自分の間違いを改める度量がない。

いったん闘争の言葉を使い始めたら、絶えずに悪化していくに違いない。味が濃厚なものを食べ慣れると、これからもっともっと濃い味を好むようになると同じく、強烈な言葉を使い慣れると、人々は必然的にもっと刺激的な言葉を探したり、作ったりする。長期にこのような言語環境に漬かると、人々の感覚が麻痺する。

(4)闘争意識を一掃して、言葉を清めよう

善良で寛容な心を持ち自分に自信がある人は、相手をやりこめようとしたり、言葉争いで相手を圧倒しようとしたりしない。闘争の言葉の背後には、中国共産党の闘争哲学がもたらした、傲慢と卑屈が混じった心理とねじ曲がった人格がある。

正常な人類社会では、自分と同じ地位を持つ人に対して礼儀正しく接して、より弱い立場にある人に対して温和で優しい話し方をする。夫婦の間は尊敬し合って、子供を教育する時に上手に誘導する。議論する時は相手を中傷せず、冷静かつ理知的で、間違ったら率直に認める。君子の風格の背後には、穏やかで自信があって、善意を持って人を助けるという健康的な心理状態がある。

言葉の中の闘争意識を一掃するには、言葉の面だけで努力すれば不十分で、根本から党文化の闘争意識を除去しなければならない。

(続く)