大紀元時報

捨てられた赤ちゃんを守り、助けが来るまで離れなかった野良犬たち

2019年07月04日 12時50分
(Illustration - Shutterstock)
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神様のご加護がこんなにもはっきりと現れることはあるのだろうか。西ベンガル州プルリヤー県の茂みに捨てられた生後間もない女の子の赤ちゃんが、4匹の野良犬によって命を救われた。この野良犬たちは、助けが来るまで我慢強く彼女の側で待っていたのだ。インドタイムズは、この事件によって地元住民は、人々が忘れていた忠実な犬の姿を思い起こし、感動していると報じている。

4匹の野良犬は、大きいゴミ箱に捨てられた女の子の赤ちゃんの保護者となっていた。しかし、彼らには、何をすればいいか分からなかった。この犬たちは、ただ彼女の周りに座り、外敵から守っていた。もし、カラスが近くに来たら、犬たちが追い払っていたのだろう。彼らは、救助の人が来るまで彼女の側に寄り添い続けていたのだ。



そしてついに、2016年のある土曜日の朝、マンブハムヴィクトリア学校の講師であるウルナス・チョウドハリーは、パサラティ・パラにある家の近くの茂みを抜ける時に、赤ちゃんの泣き声を聞いたのだ。この道は、研究所への近道であり、彼がよく使うルートだったが、その日彼を待ち受けていたものは、全く予期せぬものだった。

ウルナスが、茂みに近づいた時、彼は、何かの周りに群がる4匹の野良犬を見つけた。さらに近づいて、ちらっと覗いてみると、彼らが、淡いピンク色の布に包まれた女の子の赤ちゃんを守っているのが見えた。

ウルナスを見つけると、犬たちは、尻尾を振り、赤ちゃんの近くに座った。彼は、4匹の犬が赤ちゃんを守り、カラスを遠ざけているのを目撃した。彼らは、素早く危険を察知し、赤ちゃんを救うために行動していた。

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ウルナスは、近所から人を呼んだ。彼の隣人のパベーン・センは、赤ちゃんを腕に抱えて、ミルクを与えた。「ミルクを飲むと、赤ちゃんは、泣き止みました」とウルナスは、インドタイムズに語った。

その間ずっと、あのとても忠実な犬たちは、ウルナスの家まで、人々と赤ちゃんをついて離れなかった。赤ちゃんは、ウルナスの家に運ばれた後、警察に引き渡された。なんて大きな心の持ち主なんだ!彼らは、本当に、赤ちゃんの守護天使だったのだ。

プルリア・サダー警察署の警察官たちは、この新生児のことを、24時間児童相談電話サービスに連絡し、次に、デベン マハト サダー病院に連れていった。赤ちゃんは、体重2.8kg(約6ポンド)で、生後7〜10日で、病院の新生児特別棟に入ることになった。

幸いなことに、土曜日に生まれたことにちなんで、サニアと名付けられたこの赤ちゃんは、元気であった。"黄疸の症状が見られるが、命に別状はありません"とシブシャンカー・マハト先生は診断した。

これらの4匹の忠実な犬たちがいなかったら、今日、赤ちゃんは生きていないだろう。彼女は、最終的に、バハトバンデュの州立の養子縁組センターで暮らすことになった。"あの犬たちがいなかったら、おそらく私たちは、あの赤ちゃんを救えなかったでしょう。犬たちには、本当に感謝しています"とウルナスは語った。

もう一つ心温まる出来事が、2018年6月ミズーリで起こった。行方不明の3歳の女の子レミー・エリオットが、深いトウモロコシ畑で、ペットのヨークシャテリアのファット・ヘルス(健康的な太った犬という意味)と共に見つかったのだ。

レミーちゃんを探すために、近くの警察官ややボランティアからなる救助隊が、高さ5フィートもあるトウモロコシ畑を探し始めた。ついに、12時間が経った金曜日の朝、弱い鳴き声が聞こえた。"私たちの犬が鳴くと、より弱い鳴き声が返ってきた。"とミーズリ州ハイウェイ・パトロール巡査部長のクラーク・パロットはABCニュースに答えた。

最終的に、レミーがトウモロコシの草の上で寝て、その側でファット・ヘルスがくるまっていたのをを見つけたのは、メリットの弟のクウィンリンだったと、KFVSは伝えている。"あの犬は、一晩中彼女の側にいたのだ"とパロットは語った。

ファット・ヘルスがいたので、レミーにとって夜の怖さはいくらか柔らいだ。彼女とその犬は、いくらか脱水症状を示していて、多くの蚊に刺されているが、それ以外は、良好な状態にあった。

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これからの物語は、犬が間違いなく忠実であることを証明している。犬たちは、私たちの家を守り、そして、危険な状況で私たちを守るため自らの命を投げ打ちさえするだろう。これらの犬のヒーローたちのおかげで、この女の子たちは助かったのだ!

大紀元日本ウェブ編集部

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