大紀元時報
三国志 ビジネス考

類まれな調整能力を学ぶ|呉の裏方を支えた魯粛

2019年07月28日 14時16分
(イメージ / Pixabay CC0 1.0)
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魯粛は周瑜に仕え、赤壁の戦いでは劉備と同盟し、曹操と対抗することを提案し、曹操軍を退けたことはご存知だと思います。
そんな魯粛からビジネスに役立つ、調整能力を学びましょう。

1-1.魯粛とは
魯粛は、曹操の南征として有名な「赤壁の戦い」で、劉備と組むことで決戦を主張。
他の臣下には、曹操に帰順することを勧める者もいる中、開戦を主張する中で、彼の類まれな決断力を見せました。
この同盟締結のため、劉備と面会し、申し入れを行う使者としても活躍する中に見ることができます。

周瑜の死後は、蜀との荊州の領有権問題に対し、英雄と名高い関羽と会談に挑みましたが、結果として破談となりました。
しかし後に、荊州の一部を劉備から割譲された点は注目に値します。

1-2.魯粛から学ぶ調整能力とは
魯粛は決断力や、交渉力があったと言えるでしょう。さらに対外だけではなく、対内の調整能力もありました。
孫権・周瑜、そして劉備、諸葛亮といった開戦賛成派のキーマンをしっかり抑え、開戦反対派の呉の二張、張昭や張紘を説得しています。
これは先を見通し、行動するという点で重要な気づきを私達に与えるのではないでしょうか。

現代でも通用する調整能力は次の通りです。
・重要な局面では自ら行動し、積極的なリスクテイクの結果、大きなリターンを得ていること。
・時勢を見る力があったこと。
・決断・交渉能力

必要なキーマンにアプローチし、交渉をまとめ上げ、リターンを得ています。現代でも表彰される活躍と言えます。

2.まとめ
様々な文献では貢献度合いは高くとも、あまり武官としての活躍が描かれないため、脇役として描かれがちな魯粛。
決断能力、交渉能力、自らの行動や、時勢に沿った行動を行う調整能力は、呉の国を確実に支えていました。
これを読んだ方も、自分の会社を支えるべく、魯粛のように先を見通した行動をしてみると、多大なる貢献ができるかもしれません。

(日本大紀元ウェブ編集部)

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