大紀元時報

美しすぎる秘境 カナダ西海岸ニモ・ベイの大自然の贅沢

2019年08月25日 17時30分
(Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)
(Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)

自然の秘境、カナダのブリティッシュコロンビア州のニモ・ベイ。サリバン・ベイを抜けると一面真っ白な霧に包まれる。 

ビクトリアからプライベートでリラックスして旅を楽しめる水上飛行機セスナに乗り込んで出発。温帯雨林上空で高度をどんどん上げ、背後の街が遠ざかり、沿岸の山々を通り過ぎていく。目的地に近づき、内陸の方へと向かう。渓谷をすり抜け目的地へと向かう。

ロッジに近づけて着陸できないほど霧が濃く、パイロットはセスナを遠くに下ろし、海水と淡水が混ざり合う水上をセスナのフロートが進んでいく。そして、セスナはまるで小舟が桟橋にゆっくりと寄るように小さな建物の集まりへ向かっていく。湾を囲むように広がるショップ、カフェ、給油所、それにわずかばかりの居住用の建物が、水面に反射して美しい光景を作り出している。

Nimmo Bay. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)
Nimmo Bay. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)

パイロットがコーヒーショップで電話をかけ、すぐにまた水上をセスナで進んでいく。今回はレイブン、ニモ・ベイで一番速いボートでの移動だ。濃い霧は後ろに過ぎ去り、我々は森の奥深くにある奇妙で、ありそうもない、そして少しばかり贅沢なオアシスへと向かっている。太平洋岸に沿って並ぶポストカードの絵柄に完璧な小屋たちを過ぎ、気さくな犬に挨拶をされながらドックを歩いていき、物がたくさん置かれた椅子に腰かけた。ザ・ルミニアーズがどこか近くのレコードプレーヤーで流れている。見える窓はすべて、芸術作品のようで、それぞれの美の表情を表している。

私はグレート・ベアー・レインフォレスト自然保護公園にあるニモ・ベイ・ワイルドネスリゾートにいる。そこは森を背に岸辺に建てられた小さなたった9つの小屋が、ドックと木でできた歩道でつながれた場所である。贅沢でスタイリッシュな、アドベンチャーには最高に心地よい場所である。

View from Nimmo Bay Wilderness Resort. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)
View from Nimmo Bay Wilderness Resort. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)

まず手始めに、私はそこに住んでいる犬ニーパと滞在先を見て回った。2つの寝室小屋はメインロッジとは滝を挟んで離れており、その滝は真水と電力の供給減になっている。いくつかのヘリパッドを通り過ぎ、川の流れを横切る橋を渡り、私は海を目の前にした小屋で腰を下ろし、休むことにした。水面に浮いているドックなので、波の影響で浮き沈みすると説明を聞いていた。私は、海と山々が広がる風景を楽しめる小屋の海に面した縁側で立ち止まって風景を楽しんでいた。

なぜなら、私はすぐにレイブンに戻り、小さな連なった湾を進んで行かなければならないからである。北のアラスカ地方から南のバンクーバーまでに連なったブリティッシュコロンビア州のメインランドを去り、ザトウクジラを探しに30ノットでクイーン・シャーロット海峡を進む。ジェンという名前の我々の船長が、オンライン追跡システムを利用して、マルコム島、スワンソン島を海の哺乳類生物を探して回る。海はもちろんのこと、我々は上空にも目を向ける。「地元の先住民はカモメのことを充溢の鳥と呼んでいる」、「彼らは単純にカモメを追ってクジラを見つけるんです」と船長は説明を加えた。

Bonfire on the dock at Nimmo Bay Wilderness Resort. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)
Bonfire on the dock at Nimmo Bay Wilderness Resort. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)

バンクーバーアイランドから少しばかり離れたところにある、有名なブロートン・アーチぺラーゴ・マリーン州立公園の近くのブラックフィッシュ湖では、驚くことに、我々の周りに50頭余りのクジラを見つけることができた。船長のジェンと付き添いのガイド、カーリーさえもそのザトウクジラが捕食のために水面を四方八方に泳ぎ、その上空を円盤状に鳥が旋回している光景に驚いた。我々はその大自然の迫力の前に圧倒されながら、彼らが泳ぐのを見守っていた。 

我々はしばらくの間そこに留まり、来た海峡をニモ・ベイに向けて、ブリティッシュコロンビア州でも数少ないトドの集まる場所を眺めながら戻った。彼らは岩の頂上で心地よさそうにくつろいでいるようであった。

Inside the cabins at Nimmo Bay Wilderness Resort. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)
Inside the cabins at Nimmo Bay Wilderness Resort. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)

この地域は、先住民の歴史の中で長い間彼らの故郷として存在してきた。我々はその証拠にも出会うことができた。カナダの西海岸は、この先住民の文化、社会が豊富に残っている場所で、その結果として、彼らの芸術も盛んに観ることができる。ケネス・ポイントと呼ばれる場所の近くにでみられる木を削って行われた数千年前の絵文字やなどがその例だ。

翌日は、クマの日である。前日と同じ船長と付き添いのガイドは、我々をハイイログマとアメリカグマを探しにマッケンジーサウンドへ連れていく。船長は岸に生物がいないか目を光らせながら、「この水域はイルカやシャチなどの海の哺乳類の住処でもあるの」と話した。彼女は続けて、「私たちは今岩で満たされた水域を探している。そこではクマが食べ物をよく探しているの。クマは海岸沿いで多くの時間を過ごすのよ」と付け加えた。ここはまさに動物たちの自然のスーパーマーケットのようである。

我々はすぐに一頭見つけた。大きな雄のクマで、見たところ5歳程度だろう。岩をひっくり返しながら朝食を探しているところだった。ボートのエンジンを緩め静かにし、食事の邪魔をしないよう近づいていく。数分後、クマは諦め、のそのそと森へ帰っていた。

ニモへ戻る途中でも、地元の先住民の小さなコミュニティを通り過ぎながら我々はクマを探すために海岸線に注目していた。そのコミュニティはヘンリー・スペック・ジュニアの故郷である。我々はロッジに到着した。暖かくて心地の良い室内では、ボリュームのあるカニやムール貝の乗ったシーフードプレートが用意されていた。あの今朝のクマのように、我々は貝やカニを割って頬張った。

Grizzly bear. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)
Grizzly bear. (Courtesy of Nimmo Bay Wilderness Resort)

水上飛行機が我々を現代文明へ戻すためにドックで待機していた。ちょうどその時、レコードでは別のアルバムが流れていた。太陽が輝き、大自然に囲まれたこの場所を離れることを、最後の一歩を足元の板から離すまでは想像できなかった。

訪れる際に

「National Geographic Unique Lodges of the World」と「Magnificent 7 Luxury Wildness Loges of Canada」のメンバーであるニモ・ベイ・リゾートは、船、ヘリコプター、または水上飛行機でのみアクセスが可能です。ピーク時には数か月から数年の待ちがあることもあります。

The Fairmont Empress on Vancouver Island. (Courtesy of the Fairmont Empress)
The Fairmont Empress on Vancouver Island. (Courtesy of the Fairmont Empress)

カナダのキャッスル・オン・ザコーストは、1908年以来、4500万ドルの改装工事により、これまでにないほど美しいフェアモントエンプレスが誕生しました。開業当時からのオーシャンビューと、アフタヌーンティーをお楽しみください。

Harborview suite at the Fairmont Empress. (Courtesy of the Fairmont Empress)
Harborview suite at the Fairmont Empress. (Courtesy of the Fairmont Empress)

VIH Executjetは、水上セスナ機、ヘリコプター、または飛行機でゲストをビクトリア・ハーバーからニモ湾まで送迎いたします。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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