大紀元時報

天国からのお返事?亡き父へ毎日送ったメッセージに4年後まさかのリプが

2019年12月04日 01時46分
(Lomarog, Pixabay)
(Lomarog, Pixabay)

父親を亡くしたチャスタティ・パターソンさん(23歳)は、欠かさず毎日、父親の電話番号へメッセージを送り続けていた。まだ父親がその電話を持っているかのように。しかし4年後に、チャスタティさんはなんと「返信」を受け取ったのだ。感動のあまり彼女は涙をながし、それをFacebookでシェアした。驚くべきことに、16万人ものネットユーザが彼女の投稿に感動したのだ。

米国アーカンソー州に在住のチャスタティ・パターソンさん(23歳)は、4年前に父親を亡くした。しかし彼女はその後も、毎日父親の電話番号へメッセージを送る習慣を変えなかった。このようにして父親とまだつながっているというような錯覚が、彼女の悲しみをほんの少し和らげてくれたようだ。

もちろん父親が返信をくれることはないと分かってはいるのだが、それでもチャスタティさんは「父の電話」へ向けて、生活の様々なことを書き綴って、シェアしたかったのだ。

四年間もの間、チャスタティは父親の番号へ、様々なことを書き綴った。中には、自身が癌になったときの心細さ、どのようにしてがんを克服したか、生と死の間をさまよったこと、もし父がそばにいて力強いその腕で支えてくれたら、どれほど心強かっただろうか、などの思いも書いていった。

2018年、チャスタティさんは優秀な成績で大学を卒業した。彼女は父親も天国で喜んでくれていると願った。しばらく前、ある問題により多くの知人を失ったこと、友人らにボイコットされた寂しさなどを「お父さん」へ書いて苦しみを紛らわせてきた。恋愛問題では、ある男性を愛し始めてから、その彼にひどい裏切りに遭ったこと、トラウマから抜け出すまでに長い時間がかかったことなど、そして今はやっと人生を預けられる相手に巡り会えたことなどを「父」へ書き送り続けてきた。天国にいても喜んでくれたらと願ってきたのだ。

「明日は大変な日になりそうよ」父ジェイソンさん4回目の命日の前日、彼女はまた父の携帯へ長いメッセージを書き送った。「お父さんが亡くなってから、もう4年にもなるのね。でも、一日でもお父さんのことを忘れた日はなかったわ」彼女は続けた。「私は結婚することに自信がない。結婚したら、どこまでも続く長い赤いカーペットの上を歩き続けなくちゃいけない。でもお父さんがいてくれなくちゃ、続けられる自信が持てない。あの優しい声で、大丈夫だよって言ってちょうだい」

チャスタティさんの綴る文字の全てに、父親への想いが込められていた。「お父さんへ伝えたいのは、いつまでも想っています。そのことだけよ」

それから数日後、チャスタティさんの携帯電話に「父の番号から」返信が来た。そのメッセージを受け取った彼女の驚きは相当なものであった。「えっ!まさかお父さんが天国から返信してくれたの?」

実を言えば、そのメッセージは父からではなく、「ブラッド」という、この電話番号を新たに割り振られた携帯電話ユーザーからであった。ブラッドさんはこの数年間、頻繁に届くチャスタティさんからのメッセージを読み続けており、あたかも自分がチャスタティさんの書く「お父さん」であるかのような気持ちにとらわれていた。まるでチャスタティさんの父親の代わりのような心情で、その「娘」の成長を見守っていた。

しかしどうしてブラッド氏は4年間メッセージを受け取っていながら、黙り続けていたのであろうか。ブラッド氏は、自身も「かつて」人の親であったが、とチャスタティさんに説明し始めた。「2014年の8月、事故で娘に先立たれてしまったんだ。でも、キミからのメッセージに、私は生かされてきたんだよ」

それまでずっと沈黙を守ってきたブラッド氏は、ついに返信し、自分がどこにいるか伝えた。メッセージを通してこの四年間の成長を見守った彼は、「私の娘も、キミのように成長してくれたらなと思うよ」と書き送った。

深く感動したチャスタティさんは、これらのいきさつをFacebookに投稿。「この四年間、毎日のようにお父さんへメッセージを送り続けてきたけれど、このことでやっと心が満たされた気持ち。お父さんも天国で安心してくれたことでしょう」と綴っている。

チャスタティさんのこの投稿が、ネットで話題となり、16万個もの「いいね!」と26万回のシェア、21000件のコメントを受けるとは思いもよらなかったことであろう。たくさんのメッセージを読むのが追いついていないとのことだ。

ネットユーザーはこのストーリーに感動し、様々なコメントを寄せている。「あなたの投稿を読んで泣いたわ」「これは神さまのとりなしよ、素晴らしいわ!」「神が二人を結びつけ、違いの悲しみを和らげてくれたに違いない。神のご加護がありますように!」「こんなの読んだらもう泣くしかないじゃない!二人は今どうなったかしら」

同じように肉親を失った人らが、その悲しみを今回の投稿を読んで癒やしている。「2年前に、私も母を亡くしたのですが、この投稿に感動しました。書いてくれてどうもありがとう」「一年前にオヤジが死んだから、その痛みはよく分かるよ。素敵な書き込みをありがとう。行間から、愛情が伝わってくるよ」

またある人は、チャスタティさんにこれからもブラッドさんへメッセージを送ったらどうかと書いている。「私は義父を11年前に亡くしました。チャスタティさん、あなたはこれからもブラッドさんと連絡をとるべきですよ。彼もまたあなたを必要としているようです。そうは口には出していないけどね。がんばろう!」「ここで止めないで。ブラッドさんもあなたに助けられていたんだ。続けていこう」

(大紀元日本ウェブ編集部)

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