大紀元時報

リンゴを切った後、どのように新鮮さを保つのか

2021年8月11日 06時00分
マハロ / PIXTA
マハロ / PIXTA

リンゴは切った方が食べやすくなりますが、切った後のリンゴは往々にして暫くしないうちに黄褐色になってしまい、見栄えが悪くなります。

実は切った後すぐ食べる以外にも、変色させずに鮮度を保つ方法があります。

リーダーズ・ダイジェストによると、スライス後のリンゴの鮮度を保つためには、まず切る前にボウルに冷水を用意し、大さじ半分程度の塩を加え、よくかき混ぜて塩水にします。

リンゴを切った後、このボウルの塩水に10分ほど浸し、水気を切って洗い、余分な塩分を取り除きます。

この時点で、リンゴをそのまま食べてもよいですし、ビニール袋や容器に入れて後で食べることもできます。

塩水に浸すことで、リンゴ本来の色が長く保たれ、より美味しく見えます。

切った後に黄色くなったからといって、リンゴが傷んだわけではありません。

これは、リンゴに含まれる酵素が空気に触れて酸化し、ベンゾキノンとメラニンを生成するためです。

塩はこれらの酵素の化学反応を阻害して、酸化のプロセスを遅らせることができるのです。

台湾厚生省のホームページによると、インターネット上で噂されている「リンゴを切った後、空気に触れさせると黄褐色になる」というのは、リンゴに含まれる豊富な鉄分が酸化したためだそうです。

しかし実際、リンゴに含まれている鉄分は豊富ではなく、黄褐色になる本当の理由は、リンゴに含まれるポリフェノール化合物が酸化して褐色化したためです。

褐変することで失われる栄養素もありますが、リンゴには食物繊維や、酸化の影響を受けない炭水化物やミネラルが豊富に含まれています。

褐変を抑えるには、リンゴを少量の塩水に浸すか、レモンやオレンジの果汁を数滴リンゴの表面に垂らし、レモンやオレンジの果汁に含まれるビタミンCでポリフェノールの酸化を防ぎます。

また同省は、リンゴの栄養を十分に摂取できることから、洗った後のリンゴを皮ごと食べることを勧めています。


(大紀元記者 陳俊村さんの報道)
(翻訳 神谷一真)

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