もう2度と見られない彗星が最接近 今から見られる今年ラストの天体ショー

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12月12日、今年最も光の強いレナード彗星が地球から3400万キロ以内の位置を通過し、もっとも地球に接近してきます。この彗星は北半球も南半球も観測できると予想されています。

レナード彗星は2021年1月3日、米・レモン山天文台のグレゴリー・レオナード氏によって発見されました。ここ3.5年の間に太陽に向かって移動し続けている彗星で毎秒約70km/sという驚異的な速度で移動していますが、地球から遠いため、スピードをあまり感じられません。この彗星は太陽を通り過ぎて、つまり、太陽系を横切ったら、二度と戻ってこなります。つまりこの彗星を見るチャンスは1回だけです。

いままで、望遠鏡でこの彗星を観測できましたが、12月14日からの数日間は、肉眼でレナード彗星を観測できます。

専門家は光が強くない場所を選んで、北斗七星の直線部分の延長線上で観測することがお勧めですと提案しています。

12月14日双子座流星群がピークに

国立天文台によると双子座流星群のピークは、14日未明(13日深夜過ぎ)に月が沈んでから明け方にかけての時間帯(東京では2時から5時頃)で、このときに空の暗い場所で観察した場合の流星数は1時間あたりおよそ40個から50個が予想されます。

ただ月明かりの影響で、一部暗い流れ星を見えなくなる可能性もあります。専門家の話によると、流れ星を観測する際に、防寒対策をしっかりした上で、光が強くない場所を選ぶのがポイントのようです。

ふたご座流星群は彗星によるものではなく、母天体である小惑星ファエトンが流星物質を出し切った後の天体と考えられています。三大流星群のしぶんぎ座流星群も同様です。

12月10日には 金星、木星、土星が月と集合する天体ショーがみられました。

ミッドハドソン天文協会のジャック・チャステインさんは金星、木星、土星の下に月が運行し、扇子の形に見え、10日、月は木星の隣に並び、四つの天体はほぼ一直線上に並びひときわ美しいと述べました。

その時、ほぼ満月になる月、金色になる土星、地球に最も近くなった金星らが輝く美しい眺めを楽しめたようです。

 (翻訳者・仁徳)