董宇紅博士が語る「なぜ17人は感染しなかったのか」(3)

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★肉体面の健康のほかに、心理面、精神面など様々な因子が加わって、ウイルスに対抗できる自然免疫力が得られます。(健康イメージの写真をお願いします)

(前稿より続く)
 

自然免疫力を高める「3つの要素」

では、どうすれば自身の自然免疫力を高め、「ウイルスに感染しない強い体」を得ることができるのでしょうか。

これについては、身体、心理、精神の「3つの要素」から、ご説明しましょう。

1、身体の面

まず基本的な健康に気をつけて、野菜や果物を多く食べ、ビタミンC、Dなどの各種ビタミン、および亜鉛、鉄、セレンなどの各種微量元素を補充しなければなりません。

また、飲酒を控え、喫煙は完全に止めます。
睡眠をよく取り、日光を浴び、自然と触れ合う時間をもつようにします。適度な運動もしてください。心静かに座禅を組むことも良い方法です。

糖尿病などの慢性疾患がある場合は、そのコントロールおよび改善に努めるべきです。

ウイルスに感染しないための、身体面の備え。(健康1+1/大紀元)

2、心理の面

この社会に住んでいる私たちには、あらゆる方面からストレスがかかります。

ストレスがたまると、ストレスホルモンが放出され、免疫細胞が抑制された状態になります。これは私たちの体内にある免疫細胞が正常に機能しにくい状態を意味しています。つまり、ウイルスと戦うのが困難になっているのです。

読書でも、映画や芸術鑑賞でも、どんなことでもかまいません。自分の好きな趣味をやる時間を設けて、できるだけストレスを解消することが必要です。

また、抑うつ、否定的思考、不安などの感情は、私たちの体に有害で、長期的に蓄積すると免疫システムを抑制してしまいます。

したがって、もしもご自分がこれらの感情を持っていることを発見したら、あなたの免疫力を維持するためにも、マイナスの感情を努めて排除しなければなりません。

ウイルスに感染しないための、心理面の備え。(健康1+1/大紀元)

3、精神の面

精神神経免疫学の科学者によると、多方面からの研究を行った結果「人生の意義を重視する人は、体内のナチュラルキラー細胞が活発で、抗ウイルス能力が比較的高い」と言います。

また、さまざまな幸福観を有する人(例えば、自己実現的な価値観を持っている人、利他的思考をもてる人など)もインターフェロンの分泌が盛んなため、精神面から「抗ウイルス態勢」に入ることが比較的容易なのです。

そのほか、優しさ、誠実さ、寛容さ、許しなどの精神状態も、人体の抗ウイルス力にプラスの影響を与えます。

そこで、先の質問である「17人の若者は、なぜウイルスに感染しなかったのか」に戻ります。一つの仮説として、17人は普段から、この「身体的、心理的、精神的な3つの要素」を備えていたと想像されるのです。

ウイルスに感染しないための、精神的な備え。(健康1+1/大紀元)

 

免疫力を左右するのは「精神の持ちかた」

免疫力の向上については、ビタミン剤や栄養サプリの補給など、肉体のレベルで言えば分かりやすいのですが、それだけではありません。

人間の精神は、確かに人体の免疫細胞の機能に対して、良くも悪くも影響します。

精神は、必ずしも現代の科学技術では測定されませんが、人体の健康や免疫力に影響を及ぼすことは明らかです。

例えば、享楽的で利己的な人と、他人に配慮できる利他的な人とでは、その免疫細胞は遺伝子レベルから異なってきます。そのため精神は、はるかにミクロな物質レベルで、人の免疫力に影響を与えているかもしれないのです。

このように、免疫力を左右するのは「精神の持ちかた」であるとすれば、肉体面での健康に気を使うだけでなく、心理面において常に安定し、精神面においても「より良い人」であることが、あなたの免疫力を最大限に発揮することにつながるでしょう。
(了)

ワクチンを接種しなくても新型コロナに感染しない人がいます。その理由は、よりミクロなレベルの物質が関係しているからかもしれません。(健康1+1/大紀元)

 

(翻訳編集・鳥飼聡)
 

董宇紅