牛乳は飲むべきか? 飲まないほうがいい? 乳製品が合うかどうか1か月でわかる方法

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興味深いことに、子牛は誕生時に約45kg、6〜10カ月で約318kgになります。母乳の摂取を中心に、1年足らずで牛の赤ちゃんの体重は4倍以上にもなるのです。

さて、幼少期を過ぎても牛乳を飲んでいる人間は、同じ目標を追い求めていないかもしれませんが、牛乳は飲んだほうがいいのでしょうか?

その答えは、「人それぞれ」です。

乳製品は10大アレルゲンのひとつであり、人が接する食品の中で最も不耐性の高いもののひとつです。ただし、必ずしも体に炎症を引き起こすわけではありません。ここでは、乳製品を摂取することで起こる可能性のある症状をご紹介します。

3つの条件に当てはまる人は、乳製品を食べない方がよいでしょう。

1 乳製品アレルギー

乳製品を摂取すると、すぐに免疫反応が見られませんか?考えられる症状としては、頭痛、偏頭痛、じんましん、嘔吐、消化器系の問題、ひどい場合にはアレルギー反応などがあります。

2 食品過敏症・不耐症

アレルギー反応により、通常、胃ガス、膨満感、下痢などの遅延性消化器症状が発生します。

3 乳糖不耐症

乳糖不耐症は、乳製品に含まれる乳糖を消化することができない場合に起こります。

これは実は普通のことです。赤ちゃんは離乳食を始めると、ラクターゼと呼ばれる乳製品を消化する酵素の産生を停止するのが普通です。しかし実際は、この酵素を作り続けることができる人が多く、これをラクターゼの持続性と呼んでいます。

乳製品の摂取で上述の悪影響が起こる場合、その食品を完全に避けることが最善です。
 

オーガニックミルクはどうか?

高品質のオーガニックミルクは、通常の牛乳よりも優れています。しかし、たとえ軽度であっても、体内で炎症反応が起きると、時間が経つにつれて慢性的な炎症が蓄積される可能性があります。

高品質なオーガニックミルクとは、緑豊かな牧草地で牛を飼育している地元農家の有機「グラスフェッド(牧草飼育)」乳製品を指します。

現在の平均的な畜産牛は、病気や酪農被害を防ぐために、生涯にわたってさまざまな抗生物質を注射されるのが普通です。さらに、牛はさまざまな毒物にさらされていることが多いです。これらの有害な化合物の多くは「脂溶性」であり、動物の乳の中に入ってしまうのです。

また、放し飼いの牧草飼育の全乳も、より多くの栄養素を含んでいます。
 

1ヶ月で乳製品を食べるべきかどうかを判断する1つの方法

乳製品が体に合わないかどうかを調べるのに最適な方法は、食品から乳製品を取り除くことです。

最低でも3週間、理想的には4~6週間は様子を見てください。体調が良くなった、痩せた、よく眠れるようになった、肌がみずみずしくなったなど、メモを取りながら、少しずつ食事に戻していきましょう。どうしても気になる方は、牛乳(ホエイとカゼインの両方)、ヤギ乳、羊乳など、さまざまな種類の乳製品を試してみてください。

乳製品を朝昼晩に少し(1〜2オンス)食べたら、2〜3日食べるのをやめてください。鼓腸、膨満感、便通の変化、皮膚の吹き出物、頭痛、偏頭痛、脳内霧、あるいは「あまりよくない」「吐き気がする」などの症状の変化がでないか観察してみましょう。

もし、このような状態や気持ちが起こらなかったら・・・おめでとうございます。どうやらあなたはマイクロバイオーム(腸内細菌)が乳製品の消化を上手に助けてくれており、乳糖耐性があるようです。

乳製品が有益であるかどうかにかかわらず、私たちの食事は、多くの色とりどりの植物、野菜、果物、良い脂肪、良い動物性および植物性タンパク質、そして耐性があれば有機全粒穀物で占められる必要があります。
 

著者について:ニシャ・ジャクソンは、アメリカのホルモン・機能性医学の第一人者であり、著名な講演者、モチベーションスピーカー、ラジオ司会者、コラムニスト、ベストセラー『The Brilliant Burnout』の著者、オレゴン州のOnePeak Medical Centerの創設者です。30年にわたり、彼女の医学的アプローチは、疲労、ブレインフォグ(脳内霧)、うつ、不眠、スタミナ不足などの慢性的な問題を見事に回復させました。

(翻訳・井田千景)