エイリアン・インタビュー(3)地球は監獄【未解決ミステリー】

地球刑務所

約1万年前、「ザ・ドメイン」遠征軍の大部分は我々の銀河系に入りました。当時、銀河系には北斗七星の端にある星団を拠点とする中央政府があり、エアルはそれを「旧帝国」と呼んでいます。しかし、「旧帝国」の実力が「ザ・ドメイン」に及ばなかったため、間もなく遠征軍に制圧されました。

さらに遠くの道を切り開くために、「ザ・ドメイン」は太陽系に基地を設立しました。8200年前、地球上のパキスタンやアフガニスタンの国境に接しているヒマラヤ山脈に基地を構え始めましたが、「旧帝国」の残党に襲撃され、基地のメンバー全員が行方不明となりました。その後、捜索救助隊が地球に派遣されましたが、救助隊も姿を消しました。

何年もかけて慎重に調査した結果、ついに行方不明となった乗組員が洗脳されて、地球に幽閉されていることが判明しました。実は地球全体が、何百万年も前から流刑地として使われてきた大きな牢獄だったのです。

地球に送り込まれた生命体は、記憶だけでなく、持っていた能力も徹底的に消され、空となった脳に偽の生体情報を埋め込まれます。そして、地球の輪廻転生システムに送り込まれ、生身の人間として生まれてきます。死亡後、人体から抜け出した魂は、惑星の外縁にある「電子フィルター」に捕らえられ、再び記憶を消されて、再び上述の循環を辿るのです。

記憶を失った彼らは、この人体を自分だと思い込み、非常に大切にします。しかし、人間の体は非常に弱く、寒くても、暑くても、のどが渇いても、お腹が空いてもいけません。病にかかるとさらに大変で、非常につらく感じます。

何千年もの間、エアルたちは記憶喪失の乗組員を発見しても、地球から連れ出すことはできませんでした。このフィルターシステムは非常に強力で、地球から逃げ出そうとするものを即座に捕獲し、送り返します。たとえどれほど強力で、偉大な存在であっても、どのような理由で地球にやってきたとしても、一度足を踏み入れれば、決して逃れられません。

檻から脱出した2人の賢者

しかし、今から2500年前、ある男が封鎖を破り、自力で監獄から脱出したのです。これには、傲慢な宇宙人エアルも感心しました。
この地球人こそ老子です。エアルは、英語で『老子道徳経』の一節を朗読しました。

“われに大患有る所以の者は、われに身有るが為なり。われに身無きに及びては、われに何の患(わずら)い有らん”

これはつまり、人身があるから、利害によって不幸になったり、幸福になったりするのであり、身体がなくなれば、いったい何を心配する必要があるのかという意味です。

そしてもう1人、突破したのが釈迦牟尼仏です。
では、この2人の大賢者がなぜ地球という牢獄から脱出できたのでしょうか?

ある聖人曰く、釈迦牟尼仏の40年余りの説法も、『老子道徳経』も、すべて「徳」という言葉に集約されるといいます。王侯将相は欲を制御し、天と地を敬い、臣下を愛し、徳をもって民を治めてきました。一般の百姓や商人は「信頼」関係を築き、故意に悪事を行わないことを肝に銘じていたのです。戦いの場においても、「武徳」を重んじました。

何千年もの歴史を持つ私たちの文化は、神によって創られたといわれています。もしエアルの言うことが本当なら、「徳」はこの地球という檻から脱出するための方法なのかもしれません。

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。
https://www.epochtimes.jp/2022/12/130927.html

扶搖