予言者ジーンは世界を予言した その3 2037年に新時代が訪れる?【未解決ミステリー】

1953年5月14日、米国のNBCテレビ局は、元駐中国米国大使パトリック・J・ハーリー夫妻、海軍陸戦部隊指揮官のレミュエル・C・シェパード、元駐ソ連米国大使のジョセフ・E・デイヴィス、そして、世界的に有名な予言者ジーン・ディクソンを招き、ジーンに未来の世界の政治情勢について予測してもらいました。

ソ連問題の専門家であるデイヴィスはすぐに「ソ連のマレンコフ首相はいつまで在任するのか」という鋭い質問を投げかけました。 会場の雰囲気はすぐに凍り付きましたが、ジーンはとてもリラックスした様子で、「彼は2年以内に辞任し、ウェーブのかかった白髪、山羊のようなあごひげを生やして、緑色の目をした男に道を譲るでしょう」と答えました。

しかし、それはロシア人の容姿ではなかったため、デイヴィスは全く信じませんでした。

ジーンは続けて、ソ連が世界で初めて地球を周回する物体を打ち上げた後、巨大な政治的影響力を持つようになることや、人工衛星の形などを表現して見せました。

結局、ジーンの予言通り、マレンコフは2年足らずで首相を退き、ニコライ・ブルガーニンが平和的にソ連の首相になりました。白髪であごひげを生やしたブルガーニンは、まさにジーンが予言で述べた通りの人物でした。

NBCで放送されたジーンの番組は、アメリカの宇宙航空学の著名な権威であるアンドリュー・ヘイリーの注目を集めました。 ヘイリーは、ヨーロッパの科学者たちに、ソ連にそのような宇宙プロジェクトがあるかどうか尋ねましたが、役に立ちませんでした。

2年後、コペンハーゲンで開催された国際宇宙連盟会議に出席したソ連代表団は、ヘイリーに「確かにそのような宇宙プロジェクトに取り組んでいる」と告げたのです。

冷戦時代、米国は常にソ連を最大の競争相手と見なしてきました。しかし、ジーンは非常に早い段階で、米国はソ連と協力して、共通の敵である赤い中国と戦うようになると言いました。

赤い中国

まだ第二次世界大戦が終わる前のことでした。ジーンによると、戦争が終われば、米国とソ連の同盟は崩壊します。そして、アジアでは赤い中国が誕生するというのです。

1946年10月のある夜、ジーンはワシントンD.C.の中国大使館で再びその考えを明らかにします。時は第二次世界大戦が終結し冷戦時代に入っていました。

「将来、米国が戦争するのは、赤いソ連ではなく、赤い中国だと見ています」

この時のジーンの予言は、1949年に実現しました。

ジーンは共産党による権力の奪取だけでなく、激動する政治運動も予見していました。1964年10月以降、中共の上層部で権力闘争が起こり、中国の人々が前例のない混乱に陥ることを予見しました。

人類の希望は東洋にあり

ジーンの予言の数々を見ていると、まさに「20世紀最大の予言者」という称号が相応しいと思います。

ジーンによると、2020年はまさに異常な年であり、ウイルス性パンデミックがもたらす見えない戦争と、米大統領選挙における右派と左派の熾烈な戦いが、世紀の風景に劇的な変化をもたらすといいます。では、2020年以降はどうなるのでしょうか?  ジーンによると、救世主が再び地上に現れ、その民である生き残った信仰者たちは、その17年後の2037年まで、救世主の福音を世界中に広めることになると言います。

では、ジーンの未来に対する予言は成就するのでしょうか。 答えは時間が教えてくれるでしょう。

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。
https://www.epochtimes.jp/2023/04/148396.html
 

 

 

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