カナダ外務省前局長、米議会議事堂で記者会見、臓器狩りについて中国当局に反論

2006年09月24日 09時59分
 【大紀元日本9月24日】中国の法輪功学習者を対象にした臓器狩り告発を調査し、7月上旬に調査報告書を公表したカナダ独立調査団のメンバー、カナダ外務省前アジア大洋州局長のデービッド・キルガー氏は9月14日に米議会議事堂で記者会見を開き、議員、メディア、医学専門家などに調査結果と最新の進展などを紹介した。

 デービッド・キルガー氏は「生きている人の臓器を摘出するのは信じ難いことだが、このことは確実に発生している。2008年北京五輪前にやめさせるべきである」と述べ、米国議会の議員とメディアに対し、中国当局にこの問題を質疑し、更なる調査を展開するよう呼びかけ、「我々がこのように(世界各国で真相を伝える)活動を遂行するのは、この反人類の犯罪をやめさせるためである」と説明した。

 18種類の証拠が集められ、否定する余地がない

 デービッド・キルガー氏は、「独立調査団は最大な努力を費やし、18種類の証拠を収集した、これらのすべての証拠は、『生きている法輪功学習者の臓器が強制摘出された』との犯罪を指している。最終的な結論は、この犯罪はいまだに中国で広範囲に発生している」と述べ、「これらの証拠を読み通せば、誰でも我々と同じ結論にたどりつくはずと確信する。これらの証拠を総合して出した結論について、否定される余地がない」と話した。

 
記者会見の現場(大紀元)

また、中国当局が一ヶ月の時間を費やし、報告書に二つの都市の所在する県が書き間違えたことを見つけ出し、それを理由に報告書を全般否定していることについて、デービッド・キルガー氏は、「中国当局はこの報告書を非常に恐れている。確かに、私たちは地名をすこし書き間違えた。発見されたミスは、彼らが見つけ出せる唯一の錯誤。中国当局は二箇所の些細なミスを用いて、報告書を誹謗している、世界においてこのような幼稚な政権は前例がない。しかしそのことを通して、中国当局は、120ページも及ぶこの報告書のその他の部分について、1ヶ月近く綿密に審査したことが露呈されている。(結局このような地名の書きミスしか見つからなかった)このこともこの調査報告の追加証拠として編入する」と反論した。

 キルガー氏は、「もちろん、120ページの報告の中にその他のミスを見つかる可能性はあるが、報告書の主要部分は否定される余地がない」と回答、「過去の2ヶ月間、我々は世界各国を訪れ、政府や民衆に独立調査団の結論を伝えてきた。各界の関係者と情報交換する中、我々は更なる有力な証拠と情報を獲得した。(それに基づいて)この報告書を補正し修正していく」と明らかにした。

 一方、キルガー氏は、「調査した約100カ所の中国病院の中で、14カ所は誠実なのか、防備意識が足りなかったのか、ビジネスに専念するあまりなのか、とにかく、これらの病院関係者は、生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出することを認めた」と説明した。

 記者会見に訪れた米国議会の関係者に対し、キルガー氏は、中国当局の幹部と出会う際に、この臓器狩りの告発を質疑するよう提案し、「中国の幹部はもちろん、これは事実無根と否定するが、そのときに、この調査報告書を渡し、中に指摘している問題を反対するかどうかを聞いてみる、すると彼らは返す言葉を無くし、法輪功学習者はいかに悪いかと繰り返すばかりとなる」とアドバイスした。

 最後、キルガー氏は「中国当局が常に法輪功を謗ってきた、私も誹謗の対象となっている。このような悪意溢れる誹謗は、この(臓器狩りの)犯罪を生じさせた原因のひとつでもある。調査の過程で、我々はこの問題を発見した」と語った。

 

 (記者・イッペイ)

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