インディアンチェロキー族の予言(下)これから起きること

第2次世界大戦の予言

長老たちはこれから何が起こるか、そして、その発生が加速していることを分かっていました。彼らによると、地球を覆い尽くす蜘蛛の巣が張られて、人々はこの蜘蛛の巣を通して話すことができます。この蜘蛛の巣、すなわち電話が普及された時に、太陽は東方から昇り(日本帝国の興起)、東洋文化で幸運を表す印-卍が傾き(ナチスの鉤十字となり)、人々に死をもたらすということです。そのため、長老たちは「大災害がやってくる。神様が再び地球を揺さぶった」と言いました。今回は、前回よりもっと酷くなるというのです。この2つのシグナルは、アリゾナにある石に彫り込まれています。長老たちは、この2つのシグナルについて話した時、これが神様が地球を揺さぶることだと分かっていました。彼らは、地球を揺るがす神様からのサインであることを知っていたのです。

長老たちは、人々が悪用した火を「灰の詰まった瓢箪」と呼び、これらの灰が空から落ち、人々は野火で焼き尽された大草原の草葉のように滅されてしまい、長い間、何も生えてこなくなると言いました。「灰の詰まった瓢箪」とは、原子爆弾のことで、かつてアメリカの歴史の中で最も厳守な極秘事項の1つでしたが、西部の長老は1920年にすでに予言したのです。

近代の発展

トーマスは、箴言の石に記された内容を、英語で話すことを許されたインディアンの1人です。彼はもっと多くの人に伝えるために、このことに人生を捧げました。長老は次のような言葉を残しました。「おまえたちは人類を作り出した設計図を見ることができる」。それが現在のDNAです。「人々はこれらの設計図を使って、新しい種を作り出す。すでに滅亡した動物も、再びいたる所に出現するだろう」。この予言は、科学者が羊を複製することに成功したと発表する10年前に、すでに発表されていました。

長老は、こうも言い残しています。「夜、鷲が空の最も高い所まで飛んだ時、月に着陸するだろう。その時、多くのインディアンは深い眠りにつく」。これは、インディアンが将来、自分たちの文化を失うことを指しています。「鷲」とは、1969年に月面に着陸した宇宙船のことです。アポロ11号が月面に着陸した時、地球に返送されたメッセージは、「鷲は舞い降りた」という言葉でした。

この時から人々は、時間の流れがどんどん速くなっていることに気づきました。そして、地球上の人々の移動速度も、どんどん速くなっています。子供たちは、祖父母と過ごす時間がほとんどなく、親も子供と一緒にいる時間があまりありません。長老たちは、物事の動きが速くなった時に、人々は自分自身を遅くすべきだと警告しました。「物事を急げば、却って完成しない」というように、速く動けば動くほど、逆に遅くなるかもしれません。

その時、神様は3度目に地球を揺さぶります。なぜなら、神様はすでに人々に、家族のように仲良くなるべきだと2回も警告したのです。3回目の大災害に関する予言は、人々は長老たちが「空の家」と呼ぶものを建てるときでしょう。1950年、長老たちは人々が家を造り、その家を空に放り投げると言いました。人々が長期的に空の上に住むようになった時、神様は再び地球を揺るがします。これまでは片手しか使っていませんでしたが、今度は両手で地球を揺さぶるでしょう。

(作者・冬燁/翻訳編集・千里)