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中国の露店、廃棄ダンボールが肉まんの材料に

 【大紀元日本7月12日】北京市朝陽区の一部の街頭の露店は、カセイソーダ水に漬け込んだ廃棄ダンボールを肉まんの餡(あん)の材料として使い、豚肉を40%加え、味の深い小籠包(小さめな肉まん)に仕上げているという。国内のある業界人が北京市政府機構に内部告発したことで、初めて事態が明るみに出た。関係者の証言によると、このようなやり方は、10年前からすでに始まり、北京市に留まらず、北部地域もよく使われているという。

 業界人の内部告発を受けた北京工商部門の調査員は朝陽区東四環付近のある点心を売る露店に訪れ、おとり調査を行った。調査員が売り場の鉄製の器に残っていた少量の肉まんの餡を見つけ、手で揉んでみたところ、硬い異物が混入されているのを感じたという。

 追跡調査した結果、朝陽区十字口村付近のある民家で、毎日正午、数人が廃棄ダンボールをいっぱいに載せたリヤカーを押して出入りしている。告発者の案内で、調査員が仕入れ業者を装って、この民家で肉まんの製造を営んでいる業者と連絡を取った。詳しく問い質した結果、肉まんの噛めない硬い物は、ダンボールであると告げられた。

 その後の調べによると、この「肉まん製造工場」の衛生状況は非常に粗悪で、地面には原料の肉とダンボールが当たり一面に積み上げられ、ハエの大群がブンブン飛んでいる。男女数人の従業員は、ダンボールを切り裂いて、カセイソーダ水に漬け込み、その後、鉄鍋にいれて煮込み、紙パルプ状になったら、豚肉などと混ぜ合わせ調味する。これで「肉まんの餡」が完成するという。1人の従業員は、分量を間違ってはいけないと強調、「6割はダンボール、4割は豚肉。長時間の『仕込み』により、出来上がった肉まんは、一般の消費者はまったくその真偽を見分けられない」と語った。

 調査の過程で、1人の露店オーナーは、このようなやり方するのは、コストを削減するためと認め、10年前から、このような肉まんが販売され。北京市のほか、中国の北部でもこのやり方をしていると説明した。最後に、このオーナーは、「これは出稼ぎ労働よりずっと稼げる、一年は3、5万元(約50万円から80万円)の純利益がある。私の故郷では、この『商売』が繁盛で、一日に7、8千元(約11から13万円)を稼ぐ人もいる」と話した。

 カセイソーダは、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。

 (07/07/12 16:49)  





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