【大紀元日本6月30日】五輪開幕式まで残すところ40日余りとなったが、五輪協力都市でありヨットレース開催地である青島市では現在“滸苔”という緑藻が大発生し、五輪ヨットセンター付近の海域に深刻な影響が出ている。この緑藻の蔓延している海域はすでに24000平方キロメートル(香港の約24個分)に達しており、現地の有名な海水浴場も臭気が立ち込めているという。
明報によると、緑藻は6月17日に現れ始め、急速に繁殖し同月23日より島外海から岸に向かって広がり続け、本来青いはずの海面が緑鮮やかな草原のように変わったうえ、名所である“桟橋”や多くの海水浴場も全て緑に埋め尽くされ悪臭を放っている。
青島、黄島フェリー埠頭でも一面に緑藻が発生しており、高速船港区では特に密集しているという。埠頭は安全のために一時的に航行を停止している。ある船員の話では、藻類などの漂流物で航行が止められたのは山東省では初めてだそうだ。
青島市長・夏耕坦氏は「規模や期間の長さから、この管理の難しさは並大抵ではない。歴史上めったにないことだ」と話している。
“滸苔”は青島国際ヨットセンターのある浮山湾周辺の海域にも影響し、海水浴場は悪臭を放っている。現在、中国チームを含む34ヶ国のヨットチーム300人以上の選手とコーチが現地で調整をしているという。
当局は一万人以上の清掃員と志願者を手配し、毎日清掃に当たっており、更には青島でトレーニングしている外国人選手もこの清掃に加わっている。
 | | 片付けられた緑藻(写真:現地住民提供) |
昨年7月初め、青島周辺の海域で緑藻が爆発的に発生しており、青島市は上海市から国内最新の自動清掃船を購入している。この船は掃除機のように緑藻や漂流しているゴミを吸込み、処理された緑藻は合計6800トン。しかし今年はこれでは治まらないという。
専門家の話では、今回の緑藻発生は恐らく降雨と天候の変化によるものではないかと見られている。
現地では8月9日に関連競技が始まる。 | | 五輪ヨットセンター基地周辺(写真:現地住民提供) |
(翻訳・坂本)
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