【大紀元日本9月13日】「のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップとかのこ草のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たら、すぐに常備してあるハーブティーが登場します。古くから伝わる薬草の文化が現代の生活にも活きているのです。薬草の権威、M. Pahlow氏のレシピーを参考にドイツのハーブティーをご紹介しましょう。
マリアあざみ(Fructus cardui mariae)
 | | マリアあざみ(絵・前田純子) |
今回はマリアあざみ、または、大あざみ、ハーブ名はミルクシスルです。マリアあざみは、きく科の2年草で、原産地は、地中海沿岸、北アフリカなどですが、ドイツでも早くから栽培されています。白と緑のまだら模様の葉に、紫、赤紫の大きめの花をつけ、観賞用の植物としても、庭を飾ります。開花は6−8月で、9月には皮の硬い、黒くて、つやのある種をつけます。この種が今回のハーブです。9月に採取し、天日でしっかり乾燥させて保存します。
【適用】
マリアあざみは、肝臓の障害一般に効果があり、肝臓の保護、現代人に多い脂肪肝を改善する効果があります。伝染病の肝炎は、厳しい食事療法と禁酒で肝臓の負担を軽減しないと、深刻な後遺症を残します。また、暴飲暴食を続けると、肝臓の炎症が起こる前に脂肪肝になることがあり、肝臓の細胞の多くが破壊されます。こうなると、化学薬品による回復は期待できません。体内の毒物ろ過臓器が働かなくなるのですから、化学薬品を含む、体に負担をかける物質は避けなければなりません。治療法としては、医学的な食事療法か、断食になるわけですが、いずれの場合にも、マリアあざみのお茶は副作用をもたらさないで、治療効果を高め、脂肪肝を再生する効果があることが、医学的にも実証されています。
【マリアあざみ茶の作り方と飲み方】
マリアあざみの種、茶さじ1に熱湯カップ1を注ぎ、10−20分置いた後、こします。この熱いお茶を朝・晩2回、朝食30分前と就寝前、それぞれカップ1を少しずつゆっくりと飲みます。
【肝臓の障害に効果的なミックスハーブ】
マリアあざみの種、茶さじ1、ペパーミント茶さじ1に熱湯カップ1を注ぎ、10−20分置いた後、こします。飲み方は、マリアあざみ茶と同じく、朝晩2回、熱いお茶を少しずつゆっくりと飲みます。ペパーミントをミックスすることにより、飲みやすくなるだけではなく、治療効果も高まります。
【有効成分】
シリマリン(フラボノリグナン、シリビニン、イソシリビニン、シリジアニン、シリクリスチン)、リノール酸、その他
(エリカ)
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