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カイロ近郊サッカラ砂漠で発掘された4300年前のピラミッドの土台(KHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)

4300年前のピラミッド発見、テティ王の母親の墓か=エジプト

 【大紀元日本11月19日】エジプト考古学最高評議会は11日、カイロ近郊のサッカラ砂漠で4300年前のピラミッドを発見したと発表した。これまでに発見されたピラミッドを合わせると、118基目の発見となる。

 今回発掘されたピラミッドは高さ5メートルだったが、もともとは約15メートルあったと考えられている。発掘チームを率いたザヒ・ハワス事務局長(Zahi Hawass)によると、発見されたピラミッドは、エジプト第6王朝創設の上で重要な役割を果たしたとされるシェシェティ女王(Queen Sesheshet)のものである可能性が高いという。女王の息子・テティ王(King Teti)は、数十年間王国を統治し、暗殺されたといわれており、今回発見されたピラミッドはすでに崩壊したテティ王の墓の横で発見された。また、すぐ側にはテティ王の妻二人の墓も、100年前と1994年に発見されている。

 同発掘チームは、砂の下から石灰石に彫られた碑文を発見し、今後内容の解明が待たれている。また、今後2週間をかけて墓の部屋を発掘し、碑文や石棺など、墓主の証拠となるような遺物の発見を期待している。

 ベルリンにあるエジプト美術館館長を勤めるディエター・ウィルダン(Dieter Wildung)氏は、エジプト古王国時代に、王が自分のピラミッドの横に妻や母親のピラミッドを建設することは一般的だったと述べ、ハワス氏の論説が正しい可能性が高いと語った。

 これに対して、サッカラ砂漠で多くの発掘に参加した米ペンシルベニア大学エジプト考古学副教授のジョー・ウェグナー氏(Joe Wegner)は、「碑文内容が実証される前に、シェシェティ女王の墓であるとするのはまだ推測段階でしかない」と述べている。
サッカラ砂漠で発見したピラミッド前で記者会見を開くエジプト最高評議会ザヒ・ハワス事務局長(DHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)
発掘作業(DHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)
発掘作業(DHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)
発掘作業(DHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)
発掘作業(DHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)


(記者・ケ振梁、翻訳編集・余靜)

 (08/11/19 00:00)  





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