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高温続く中国13省区、一日で4人死亡

 【大紀元日本6月25日】中国の北京、天津、河北、河南、山東、陝西、江蘇、安徽、湖北、寧夏、新彊自治区、内モンゴル自治区など13の省区は6月23日から熱波に見舞われ、一部地区では最高気温42・3度を記録した。すでに中央気象台からは広範囲に高温オレンジシグナルが発令されており、河南、河北の2省では高温レッドシグナルが連続で発せられた。河南省鄭州市では23日の一日だけで4人が熱中症で死亡している。

 河北省気象台は24日に再度レッドシグナルを発令した。観測では同省の気温は上昇し続けており、保定南部、石家庄、邢(けい)台、邯鄲(かんたん)西部では40度以上、中でも石家庄では最高気温が42・3度に達した。その他の地区では35度以上が続いている。

 強烈な紫外線は服を着ていても痛いほど熱く感じられ、「道を歩くと自分がまるでストーブの上であぶり焼きにされているみたいに感じる」と、通りで涼んでいる人は苦笑していた。またある人は、「今日午後3時40分、太陽の下で温度を測ったら46度だった。本当です。恐らく市街地はもっと高い温度でしょう」と話していた。

 このところ多くの市民は、日中は外に出ず、夜になってから外出することにしている。夜間の飲食店のにぎわいと昼間の閑散とした様子は非常に対照的だ。

 「昼間はクーラーのきいた家の中で過ごしている。もし夜外出しなければ気分的な暑気あたりになるし、冷房病になってしまう」

 河南省鄭州24日午後の最高気温は41・3度。洛陽では41・9度を記録した。安陽、鶴壁、新郷、焦作、済源、鄭州、許昌、漯(るい)河の8市の最高気温は40度以上であった。現地データによると、続く高温により年配者4人が死亡したという。またここ数日で鄭州市には10件の車両火災が発生し被害が出ている。

 中央気象台はこの2日で華北大部、黄准、江准、江漢、江南東部および陝西大部、寧夏大部、甘粛北部、内モンゴル西部、新彊自治区南彊盆地などが35度以上の高温となることを予想している。この中で河北中南部、北京、天津、山西南部、山西西部、陝西東南部、河南、湖北北部、南彊盆地などの一部地区では最高気温が37度から39度、河北西南部、河南北部、南彊盆地などでは局地的に40度を超えると予想されている。

 中央気象台専門家は上述の地区で高温日が続くと伝えている。

 長江以北の一部地区では高温となっているが、長江以南の地区では長雨が続いている。この先3日間、中国南方地区では梅雨が持続する模様だ。日四川、雲南、広西、湖南、江西、浙江、福建、広東などの一部地区では大雨と予報されている。

 
(翻訳編集・坂本)


 (09/06/25 22:25)  





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