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(Justin Sullivan/Getty Images)

新型夜行性ビデオカメラ搭載車開発=トヨタ

 【大紀元日本2月6日】サイエンス・デイリー(Science Daily)の最近の報道によると、複眼を持つ昆虫の優れた夜行性視力に照らし合わせ、スウェーデン・ルンド大学(Lund University)・生物学のエリック・ワーラント(Eric Warrant)教授は自動車メーカー・トヨタと提携し、夜間の安全運転に役立つ新型ビデオカメラを開発したという。

 トヨタ社は数年前から自動車の安全設計の向上を模索し、生物工学研究の領域から着手し始めた。生物工学は自然界生物の機能を模倣し、テクノロジカル・ソリューションを図る学問である。エリック教授の夜行性昆虫の可視能力における研究がリードしていることでトヨタとの提携につながった。

 25年前から、エリック教授は異なる動物の目の機能、特に夜行性視力に対し深い興味を抱いてきた。彼はかつて夜行性動物の甲虫、ミツバチと蛾を研究したことがある。

 甲虫、ミツバチと蛾はそれぞれにレンズを持つ多数の個眼がハチの巣のように集合し形成した複眼を有する。すべてのレンズが共同作業して単一画像を目に構成することができる。個眼の網膜の中に存在する視細胞は微弱な光でも感じ取れる。暗いところでも、これらの視細胞は柔軟な共同作業をこなせる。例えば、特定の時間に、同一網膜に対し、一部分は視野内の花のあらゆる細部を記載し、他の部分は暗黒の中で如何なる動きをも監視できる。

 ルンド大学・数学者のヘンリック・マーム氏(Henrik Malm)、マグヌス・オスカーソン氏(Magnus Oskarsson)とトヨタのエンジニアたちの協力下で、エリック教授は見事に昆虫のもつ優れた夜行性視力を斬新な夜間カメラのデジタル画像形成技術の基礎となる数学アルゴリズムに転換させた。

 この新型夜行性ビデオカメラは現在、ベルギー・ブリュッセルに設置されたトヨタの研究開発所で実験が行われている。

(翻訳編集・李頁)


 (10/02/06 05:00)  





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