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故宮博物院に通じる沿道で平和抗議を行う、台湾の法輪功学習者たち(大紀元)

上海市長、台湾訪問 法輪功学習者、静かに抗議

 【大紀元日本4月9日】上海万博のPRのため台湾を訪れている韓正・上海市長は7日、訪問先の故宮博物院で、台湾の法輪功学習者(※)の平和的な抗議にあった。抗議者たちは、横断幕を掲げ、中国国内で不当に監禁されている学習者の釈放と迫害中止を求めるメッセージを静かに伝えた。

 台湾法輪大法学会の理事長・張清渓氏によると、上海市は法輪功への弾圧が最も深刻な地域のひとつ。1999年に弾圧が始まって以来、上海市の第一強制労働収容所と第三強制労働収容所では、延べ数百人の男性学習者を監禁して、拷問や強制労働などを強いてきたと報告されている。

 抗議参加者たちは、韓正市長が平和抗議活動を目にすることで、弾圧の違法性を十分に認識し、不法監禁中の学習者を釈放することを願っていた。

 一方、韓正市長は、メディア記者からの法輪功弾圧の質問に対して、コメントを避けた。

 

スペインとアルゼンチンの法廷で江沢民らが起訴・逮捕されている事実を伝える横断幕。これらのメッセージが静かに伝えられた(大紀元)

(※)法輪功(ファルンゴン):法輪大法とも呼ばれ、気功によって健康を増進すると同時に、「真・善・忍」の原則を実生活上で実践して精神の向上をはかる、中国の伝統的な気功鍛練法。1992年5月に創始者の李洪志氏によって伝えだされ、優れた健康増進効果で速やかに中国本土に広がった。1999年7月に中国当局に弾圧されるまで、愛好者は1億人に上ったと推定されている。法輪功の公式サイトは、10年間に及ぶ弾圧によって少なくとも3300人が拷問などで死亡、数十万人が投獄されていると発表した。台湾には約50万人の愛好者がいると伝えられている。

(記者・江禹嬋、鐘元/翻訳編集・叶子)

 (10/04/09 06:49)  





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