THE EPOCH TIMES

心の持ちようで病気を克服

2011年04月01日 07時00分
 【大紀元日本4月1日】健康な体は何ものにも代え難いもの。病気を予防し、治療するためには西洋医学の逆症療法(アロパシー)、東洋医学の漢方、気功など様々な方法があります。

 西洋には200年以上の歴史があるホメオパシー療法もありますが、現在、病院で行われている主な治療は注射、薬、外科手術、放射線治療などの逆症療法です。これは西洋医学の手法で、高熱が出たら解熱剤、炎症には抗生物質、腫瘍には外科手術という具合に、患者の患部に直接働きかけます。

 一方、中国には西洋医学と違ったアプローチをとる漢方があります。それは人体に間接的に、優しく作用するトータルな治療法で、経絡、陰と陽、五行思想などの伝統的な理論からきています。東洋医学では、人体をひとつの整ったシステムと見ているのです。

 漢方の医師は人体の健康をトータルな視点から捉え、環境との共生や心と体の関係など、様々な要因を重視します。例えば、怒りなどの強い感情は肝臓に、パニック状態は腎臓にダメージを与えます。従って、効果的な病気の予防策として、気分のむらや短気をなくし、心と体のバランスを図り、調和のとれた生活をすることが大切であると言われています。

 一方、何千年も前から伝承されてきた気功はどうでしょうか。気功は病気治療と考えられていますが、もともとは人体と心の修煉法でした。

 気功の初心者は、気功の動作は体のもつ生命エネルギーを調整しているだけのように感じるでしょう。しかし、気功を深く理解していくと、病気とは過去に作られた「業」(カルマ)を返す過程であることが分かります。従って、根本的に病気を治すためには、自分自身の持つ業の負債を返済する必要があり、心の修煉もしなければなりません。つまり、人間は真・善・忍に従って自分を律し、親切で正直になり、寛容な心を持つことが大切です。これらは病気を治す上で、最も重要であると考えられています。

 私は、乳がんを患う中年の女性に会ったことがあります。彼女は法輪功という気功を習い、ある日、座禅をしていました。すると、彼女に強い憎しみを抱く銀魚が見えたそうです。彼女がその時ふと思い出したのは、過去に殺した銀魚のことでした。魚の深い恨みは、この世で病気として反映されていたのです。彼女は気功を始め、心の修煉に励んだ結果、乳がんが消えてしまったと言います。

 古代中国の医学は、「業(カルマ)は悪行や人を傷つけた結果であり、これが蓄積されると病気になる」と説いていました。それは、現代社会に生きる私たちにも当てはまるのではないでしょうか。

 (正見ネットより)

 
(翻訳編集・郭丹丹)


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