エジプトの神殿に中国人が落書き 両親が謝罪

2013年05月28日 15時30分
【大紀元日本5月28日】エジプトの古代遺跡「ルクソール神殿」で落書きしたとして、インターネットで犯人に特定された中学生への批判が高まり、両親が謝罪した。

 「丁錦昊ここに遊びに来た」。エジプトを訪れた中国人観光客が神殿の壁に彫られた古代人物の上に同落書きを発見し、撮影した。24日に自身のミニブログに写真とともに、「紙でこの恥を消そうとしたができなかった」との内容を投稿した。国内メディアにより報道された後、ネット利用者が名前を手がかりに捜索した結果、犯人は南京市在住の中学1年の男子学生だと特定した。

 批判の声はインターネットを中心に広まっている。「親のしつけの問題」、「海外までマナーの無さをさらけ出した」、「丁錦昊、まもなく有名になるぞ」とヒートアップする一方だ。

 中学生の両親は報道を受け、地元記者に連絡し、「本人も後悔している」「エジプトに謝罪する」と事実関係を認めた。ただ、落書きした時期や当時の詳細などは明かしていない。

 近年、海外観光地での中国人観光客のマナーの無さはしばしば物議を醸しだしている。今回の出来事について、メディア各社は評論記事を掲載した。

 広東紙・南方都市報は「監視の目はソーシャルネットワークが発達する時代ではあらゆるところで光っている」、「ネット上の人物特定は落書きを根絶する大きな力となる」とインターネットの力に期待を寄せつつも、「最終的にはマナーの向上と法律にかかっている」としている。

 一方、政論紙・環球時報は「観光地で落書きするのは中国人特有の習慣ではなく、記念を残したいという人間としての自然な心理であり、行動だ」と擁護し、「観光地に落書きしていい壁や樹を設ければいい」との対策を提案した。

 北京紙・新京報26日付の報道によると、落書きはすでに消し落とされたという。

(翻訳編集・高遠)


関連キーワード
^