航空宇宙技術の見本市、中国人参加者が最多 各国は警戒

2013年09月02日 11時47分
【大紀元日本9月2日】ロシアのモスクワ郊外の都市、ジュコフスキイで国際航空宇宙見本市「マックス2013」が開催された。世界40カ国の1000社を超える企業が出展した新型航空機の大規模な見本市に中国の関係者が大勢訪れたことについて「中国は見本市を利用して技術を入手しようとしている」と米VOAは専門家の話を報じた。

 8月27日から9月1日まで開かれた今年の見本市では、最新鋭複座多用途戦闘機スホイ30SMや新改良型ヘリコプターミイ171A2が初めて一般に公開される。最先端技術が集まる見本市に中国から軍幹部、技術者、記者を含む100人近くが参加した。カナダ在住の華僑で、軍事週刊誌「漢和防衛評論」のアンドレイ・ピンコフ編集長は今年の中国人参加者が「最多」と述べ、「中国人には(情報収集の)任務がある」と指摘した。

 同編集長によると、中国人の参加を禁止したインドで開かれた航空宇宙見本市を除けば「中国人は足繁く各見本市に出かけている」という。4年前でパリで開催された見本市で「無断で欧米メーカーの説明を録音した」として、中国人を退場処分した事件があった。同編集長は中国人来場者が「非常に勉強熱心」だと話した。今回の見本市でも写真撮影や説明書を集める中国人の姿が目立っていた。

 そのため、中国人参加者に説明書を配布せず、質問に答えないなどの対策を取った国は少なくない。パリの陸上兵器展示会では5年前まですべてブースは公開されていたが、今は入場者の身分をチェックし、中国人だと分かれば見学を拒否している。 

 また、ロシアと戦略的パートナーの関係にあるにもかかわらず、技術を入手しようとする中国に「ロシアは注意を払っている」と同編集長は指摘した。

(翻訳編集・高遠)
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