世界的歌姫・セリーヌ・ディオン、病状が悪化し寝たきりに

カナダの歌手セリーヌ・ディオンは最近、ひどく体調を崩し、歩くことも厳しくなっている。

セリーヌ・ディオンのチームは最近ニュースリリースを発表し、その中で、セリーヌ・ディオンは「重度で持続的な筋肉のけいれんに悩まされていたため、ステージで歌うことができない。医療関係者は彼女の診察、治療を続けたが、症状がひどく、新しいショーのリハーサルを断念した」と説明している。

複数のカナダメディアは、セリーヌ・ディオンの親戚の一人は「彼女は足の痛みで寝たきりになっており、とても衰弱しており、体重も減っている」と伝えた。

早くも10月19日には、セリーヌ・ディオンは自身のインスタグラムに、健康状況が原因で、11月5日にラスベガスで行う予定だったコンサートをキャンセルしたと発表していた。

その投稿で彼女は、「この決定は私は心を痛めている」、「私のチームと私はこの8ヵ月の間、新しいショーに取り組んできました。ですから今年の11月にオープンできないことは言葉にならないほど悲しいことです」と述べ、「今は、回復することに集中しなければなりません…。できるだけ早くこの状況を乗り越えたいと思います」と復帰への思いを綴っていた。

セリーヌ・ディオンは、2011年からラスベガスのシーザーズ・パレスに滞在し、 夫のレネ・アンジェリルの死去や、2017年のラスベガス銃乱射事件があったにもかかわらず、活動を続けていた。

1980年から活動をはじめたセリーヌ・ディオンは、1988年ユーロビジョン・ソング・コンテストに優勝してから、グラミー賞12回、ワールド・ミュージック・アワード7回など、数多くの音楽賞を受賞し、映画「タイタニック」の主題歌「My heart will go on」は、第70回アカデミー賞映画歌曲賞、第41回グラミー賞を受賞している。

全世界のアルバム販売枚数が2億枚を超え、アルバム販売枚数が2枚連続で3000万枚を超えるという前人未到の記録を立てた彼女は世界で最もアルバムが売れた女性歌手とされている。

一方で近年、体重が急激に減少し、ひどく痩せてしまい。メディアからは「骸骨」とも形容され、多くのファンは「セリーヌ・ディオンはどうしたの?」と心配している。この異常とも言える激ヤセは、多くのメディアが夫の死が大きな原因と指摘している。

(翻訳・柳晶)