14年間で9万人 中国人億万長者が海外流出

2015年07月23日 17時30分
【大紀元日本7月23日】最新の調査によると、中国では過去14年の間、9万人の億万長者が国外移住を選択していることが明らかになった。

 富裕層情報を調査したコンサル企業キャップジェミニは今月、最新レポートを発表した。それによると、堅調な経済と株式市場を映して、2014年の世界富裕層人口は1460万人と前年比6.7%増、資産総計は56兆4000億ドル(約7000兆円)に達し、同比7.2%増だった。

 また、富裕層人口の60%を米国(435万人)、日本(245万人)、ドイツ(114万人)、中国(89万人)の上位4カ国が占めた。そして、アジア太平洋地域を中心に92万人の新しい富豪が誕生した。

 トップ25カ国の中で、富裕層人口の昨年比伸び率が最も高かったのはインド(11位)の26%増、中国(4位)は次点で17%。

 富裕層の流出と流入のデータを見ると、2000年~2014年の過去14年で、母国から外国へ移住した人口が最も多いのは中国(9万1千人)で、次いでインド(6万1千人)、フランス(4万2千人)だった。

 同レポートによると、中国の大富豪の移住先は米国が最も多く、香港、シンガポール、英国なども人気だ。

 海外流出の大きな要因は、中国の富裕層に対する厳しい税制にあると伝えている。また中国メディアは、大気汚染や食の安全、教育などの面において移住を選択する人もいるという。

(翻訳編集・佐渡 道世)


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