【生命のなぞ】修道者が残した不朽の肉体

【大紀元日本3月16日】修行をよく積んだ修道者が亡くなった後、その肉体に特別の処理を何もしないのに、自然環境下で長期間保存しても何の変化も起こらないという生命現象があります。

西洋では、フランスのLourdes地方の、St.Bernadetteという名前の修道女は、122年前に亡くなった後、埋葬されましたが、30年前に発掘された時、その肉体は完璧に保存されており、顔はまるで安らかに眠っているような表情をしていました。今も彼女の不朽の肉体が依然Lourdes地方の大聖堂の中に安置されています。

一方、中国では、安徽省の九華山だけでも、今まで15尊の不朽の肉身佛が記録されています。一番旧いのは、唐代の貞元10年(紀元794年)に99歳で亡くなった金喬覚和尚です。『九華山志』の記載によると、金喬覚和尚は亡くなってから3年後も、顔がまるで生きているように、身体に何の変化もありませんでした。佛経の中に金喬覚和尚が地蔵菩薩の転生だと記録されているので、彼の弟子たちは三重の石塔を建てて、その不朽の肉体を石塔の中に安置しました。その後、石塔は夜になると、神秘の光芒を放つので、石塔が建てられたところは「神光嶺」と呼ばれるようになりました。

その他に、明代の万暦年間に101歳で亡くなった無暇和尚、1985年4月6日に91歳で亡くなった大興和尚、1991年1月11日に亡くなった慈明和尚、1992年9月6日に亡くなった明浄和尚、1995年4月に85歳で亡くなった仁義法師(女性)などは、いずれも完全な肉身佛が残されました。現在、金粉を塗りつけられたこれらの肉身佛が九華山のお寺に安置されて祀られています。

なぜこのようなことが起こりうるのか、現代科学知識の範囲では、まだ合理的な説明ができません。言えるのは、長時間、真剣に修行を積んだ人は、その身体に確かに何らかの変化が起きています。これについて、法輪功の修煉を指導する書籍、『転法輪』第二講の「五行に居ず、三界を出る」の一節の中に分かりやすく説明されています。興味がある方は以下のリンクで『転法輪』を参照することができます。(http://www.minghui.jp/works/worksindex.htm