写真:チベットの風情

【大紀元日本9月4日】チベットのこの広々とした、はるかに遠い土地の上で、何万年にも渡る自然の歴史の変遷を経て、チベット民族の独特な文化の景観が作り上げられた。その広々として果てしない雪の峰、雄壮な廟宇、その荒涼とした歴史と伝説、そのやせた土地と牛羊、すべてが人に好奇心と神秘を感じさせる。

チベットは歴史文化が悠久で、光り輝く古代文化を所有している。仏教がチベットへ伝えられてから、チベットには2700余の寺院が建てられ、現存するポタラ宮、ジョカン寺などは世界に名が知らされ、国内外からの広範な観光客の注目を浴びている。

チベットラマ僧の寺院での生活は独特である。チベットの土地に足を踏み入れると、真っ向から1筋の濃厚な宗教の息が顔に当たってくる:風に翻る旗、桑の煙がゆらゆらと立ち上る白い塔、マニ車を回す信者、人を悟らせる寺院、これらの光景はチベットのどこにでも見られる。

資料によると、チベットには現在約270万のチベット人がおり、その圧倒的多数は農民、遊牧民である。約95%のチベット人は農村地区に居住し、中等レベル以上の教育を受けた人は僅かに13%くらいしかない。教育経費の不足によりチベット人はチベットの経済発展活動に溶け込むことができず、ますます隅に追いやられている。チベット人はチベットでは二等公民とされている。

遊牧家庭(Photo by Cancan Chu/Getty Images)

牧場で羊の乳を搾っているチベット人の女性(Photo by China Photos/Getty Images)

綿羊(Photo credit should read MARK RALSTON/AFP/Getty Images)

チベットの繁華な街の風景(Photo by Guang Niu/Getty Images)

読書中の小さいラマ僧(Photo credit should read LIU JIN/AFP/Getty Images)

布施を請う(Photo by Guang Niu/Getty Images)

小さいラマ僧を指導している年長のラマ僧(Photo credit should read LIU JIN/AFP/Getty Images)

互いに論争しているラマ僧達(Photo by China Photos/Getty Images)

喜び(Photo by Paula Bronstein/Getty Images)

読書中(Photo by China Photos/Getty Images)

昼食事中(Photo by China Photos/Getty Images)

小学生(Photo by China Photos/Getty Images)

チベットの農村学校の学生(Photo by China Photos/Getty Images)