母の日に感謝を込めて

【大紀元日本5月13日】今日5月13日は、日本では「の日」。アメリカ、カナダ、オーストラリアなども、日本と同じく5月の第二日曜日ですが、ハンガリー、ポルトガルは5月の第一日曜日、フランス、スウェーデンは5月の最後の日曜日だそうです。いずれにしても、この日には、どこでも愛を込めて母親たちにプレゼントが贈られるようです。

母の日の起源は古代ギリシャにまでさかのぼります。古代ギリシャ人は、母の日に、ギリシャの神々の母なるレア(Rhea)を讃えるお祭りを開きました。ローマでも同様のお祭りが行われたようです。

現在のように、母の日が自分の母に感謝する日となったのは、アメリカのアンナ・ジャービスさん(1864-1948)に由来するそうです。彼女は終生結婚せず、ずっと母親のそばで暮らしました。アンナのお母さんは、心優しく慈悲心に富んでおり、日々家族のために尽くしてくれている世の母親たちのために、記念日を作るべきだと考えていました。しかし、その願いも叶わぬまま、1905年にこの世を去ってしまいました。

娘のアンナは、お母さんの遺志を受け継いで、1907年に、母の日を国の祝日とするよう活動を始め、1908年5月10日に、アメリカのウエスト・ヴァージニア州とペンシルヴェニア州で、正式に祝日となりました。その後、1913年には、アメリカの国会が毎年5月の第二日曜日を母の日と定めて、母親への感謝を表す日としました。それが今日に続いているということです。そして、アンナのお母さんが生前愛していたカーネーションの花が、母に捧げる花となりました。

次の写真は、インターネットから選んだものです。全てのお母さんの慈悲深い愛に感謝を込めて捧げます。