【北京コレクション】(5)明清時代の胡同と四合院=北京郊外②

【大紀元日本6月13日】“爨底下(cuàndǐxià)村”の写真の続きです。

写真中央の四合院入り口に、“客棧”(旅館)の看板が見える。昔ながらの四合院に宿泊できるというのも、観光客には人気である。ただ、あまり観光地化せず、昔ながらの生活を静かに営んでほしいという気もする。(撮影=LG、2008.02)

袋小路の胡同。正面の四合院の大門奥に「福」の字が見える。手前左の四合院も旅館のようである。(撮影=LG、2008.02)

四合院の中。正面の棟が居間兼応接間となる“正房”で、その手前左右の棟が、家長以外の家族の寝室、書斎、食堂となる“廂房”だと思われる。但し、今は、ここも旅館になっている。手前左の棟に“客房”(客室)の札が見える。(撮影=LG、2008.02)

客室の中。布団をたたんであるのはオンドルの上。冬場は下を暖かい空気が通るので、この上にいれば寒くない。(撮影=LG、2008.02)

四合院の壁に今も、「毛沢東思想で我々の頭を武装しよう」というスローガンが残っている。この歴史ある村にも文革の嵐が吹き荒れ、多くの伝統あるものが破壊されたに違いない。(撮影=LG、2008.02)

(DZ)