【バンクーバー通信】コミュニティー餅つき大会

【大紀元日本12月31日】“5.50ドルで食べ放題!つきたてのお餅でお腹も心も幸せに!1年を締めくくり新年の幸福を祈って餅つきをしましょう。昔ながらの臼と杵でつくお餅の味は格別です。皆でついた搗き立てのお餅を、黄な粉、のり、大根おろしなどで、おなかいっぱい食べてください。”というキャッチフレーズで毎年開かれている日本語学校並びに日系人会館(www.vjls-jh.com)での今年で100回目?の餅つき大会に行ってきました。

ボクシング・デイの翌日、27日土曜日、午前11時~午後3時までバンクーバー日本語学校並びに日系人会館にて開催され、悪天候のもかかわらず300人くらいの日本人やカナダ人、中国人や韓国人が搗き立てのお餅を満喫していました。

“おじいちゃん、おばあちゃんから小さな子供まで世代を超えて、日本文化に親しむよい機会です。ワーキングホリデーで日本を離れて年末を迎えられる方も、懐かしい日本行事に参加し、新しい年へのエネルギー補給をしてください。”……本当にそうですね。

記者も5ドル払って搗き立てのお餅を堪能してきました。

この行事でもたくさんのボランティアの方々が楽しみながら、せっせと働く姿が印象的でした。搗き立てのお餅を待つ人の長~い行列に汗流しながら黙々と餅つきをする若者の姿やそれを指導する年寄り衆(そんなに年寄りでもなかったけど)。みなさん、ご苦労様でした。

日本のみなさまも良いお年をお迎えください。

ケリーちゃん9才、きっと最年少のボランテイア。この真剣なまなざし。彼女は自分のやれる事を把握してせっせと働いています。ケリーちゃん、お餅たくさん食べましたか。お疲れ様でした。(写真=春馨/大紀元)

この悪天候の中、お一人だけ振袖で参加して下さった方がいました。お名前は愛子さんだそうです。会場の中がパッと明るくなり、まるでお正月の気分になりました。お餅お腹いっぱいは無理でしょうね。ありがとう。(写真=春馨/大紀元)

昔むかし、使われていた臼だそうです。なんかちょっぴり寂しそうにサンタの横に置かれたいました。現在使われている臼は和歌山県の美浜市“三尾”からきた石の臼。バンクーバーには“三尾”出身者が多いとのこと。(写真=春馨/大紀元)

子どもたちも楽しそうに餅つきに挑戦です。(写真=春馨/大紀元)

当日は大盛況でした。(写真=春馨/大紀元)

(記者=春馨)