台湾政府:神韻の鑑賞を研修プログラムの一環に

【大紀元日本1月14日】教師の質の向上に欠かせない研修プログラムの一環として、台湾政府は米ニューヨークに活動の拠点を置く神韻芸術団の公演の鑑賞を取り入れた。調べによると、芸術公演を政府公認の研修プログラムに組み込むのは今まで例をみないことであり、神韻芸術団は教師研修に新しい選択肢を提供したと言える。

知識の伝授に頼らない道徳教育は学校教育の中でなくてはならない課程であると同時、教師を悩ます課程の一つでもある。2009年神韻芸術祭世界ツアー台湾公演を控え、雲林県、嘉義県、南投県、彰化県および台中市、台中県政府は神韻公演の鑑賞を教師研修プログラムの一環として取り入れ、鑑賞を有給休暇として扱うと発表した。2008年台湾公演の際、雲林県だけで50数名の校長が台中市で公演を鑑賞し、伝統文化の素晴らしさを再認識し、道徳教育のあり方に関してヒントを得たようだ。さらに、「教育界が神韻芸術団を推薦する会」の記者会で、大学の学長をも含む十数名の大学教授、小中学校の校長が出席し、神韻芸術団の社会道徳教育に与える影響と意義について述べた。

これから研修に参加する教師たち

神韻芸術団の趣旨に賛同し、署名をする人々

前中興大学の厳聡学長は2007年の台湾公演を見た後、感動を受け、2008年に家族を誘い一緒に公演を楽しんだ。厳氏は記者会で「これはなかなかお目にかかれない公演です。この公演から精神面での収穫を実感でき、公演の重要なメッセージである善と美は今の時代に欠けているものです」と語った。

前中興大学の厳聡学長

年少者英語教育学者として名を知られている張湘君教授は公演に含まれる中国伝統文化の内包が年少者影響教育にも新しい方向を示したと述べ、今後どのように道徳教育に取り掛かるべきかに大きなヒントを得たと評価した。

年少者英語教育学者張湘君教授

世界ツアーを行っている神韻芸術団は2月11日より東京公演が始まる。その後、名古屋・広島・大阪でも公演。詳しくは、日本公演公式HPまで。