演技派俳優・村田雄浩氏「台詞なしの表現力に啓発された」=神韻東京公演

【大紀元日本2月12日】演技派俳優として知られる村田雄浩さんが、11日、東京の昭和女子大学人見記念講堂で行われた神韻国際芸術団の東京公演を鑑賞に訪れた。

村田さんは、温和な人柄と雰囲気から、映画『ミンボーの女』や長寿テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』など、数々の映画やテレビドラマ、舞台等で、善人や不器用な役柄を好演することの多い演技派俳優として知られる。

神韻公演を初めて観たという村田さんは、「(どの俳優も)しっかりした基礎があるから、シンプルにテーマが伝わってくる」と感心した。

日ごろの演技でせりふが欠かせない村田さんにとって、せりふなしでメッセージを伝えることのできる中国古典舞踊の表現力に、大いに啓発されたという。

「勉強になった。ことばというのは、ややもすると、人の生活の上で邪魔なものになる。今日の公演のように、単純に動きだけで表現されると、ことばに惑わされずにストレートに伝わってくる。しかも、短い時間で一つのストーリーを作ってくれているので、シンプルにポンポンポンと言いたいことが伝わる。本当に勉強になった。いい手法だと思う。」

最後に村田さんは、「このような公演を見せてもらってとても感謝している。他の人にもぜひ観ていただきたい」と多くの人に鑑賞を薦めた。

※神韻国際芸術団は、昨日の東京公演に続いて18日まで、名古屋、広島、大阪で公演を行う。詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。

(記者・柳瀬貴子/新唐人テレビ、編集・瀬戸/大紀元)