岡山特産漆器・烏城彫り作家「伝統文化を残すことの大切さ」

【大紀元日本3月13日】昨年に続き、2回目の神韻公演が開催された広島。3月12日の公演日には、地元広島県だけでなく、近隣の県や地域から多くの人が神韻鑑賞に訪れた。

財団法人烏城彫り(うじょうぼり)協会理事長の木口省吾さんも、この日、岡山市から神韻鑑賞に駆けつけた1人。岡山のシンボルである岡山城の別名・烏城にちなんで名づけられた烏城彫りは、1925年に創始された漆工芸品であり、身体障害者の自立支援を促進する社会福祉事業としての実績も含めて、今日では岡山県の代表的特産品として広く知られている。

自身も烏城彫りを手がける木口さんは、12日昼の神韻公演を鑑賞した後、その感想を次のように述べた。

「美しく、しなやかな踊りに感動した。特に女性の舞踊は、手の動き、指の動きのこまやかさが見事だった。男性の舞踊は、いかにも中国的で力強い。また、ミャオ族やタイ族などの民族舞踊もあって、地球上に存在する各民族の特徴ある踊りを見させてもらい感銘を受けた。バックスクリーンの高度な技術には驚いた。また東西の楽器を融合させたオーケストラは、見る側として非常に興味ある音色だった」

また木口さんは、舞台の色彩や背景が非常に中国的で、日本にはない色使いをしていることにも言及するとともに、演目の中に、迫害を受けながらも信念を堅持し続ける人々の物語があったことに関して、「皆さんが信ずる道を行こうとしていることに感心した」と述べて、次のように語った。

「私も美しいものを作る仕事をしているが、自分でその作品をいいと思っているだけでなく、世の中が認めることが大切だ。神韻芸術団が行っていることは、中国というより中国民族にとって貴重なことだろう。本来の伝統文化を残していくことは、その民族にとって大切なことだと思う」

木口さんは、「来年も広島で公演が行われるならば、また岡山から来ます」という言葉を残して帰って行った。

(牧)