流行語で読み取る激変の中国(32)

【大紀元日本4月21日】現代中国語の中で、最とは「最も~」「最~」という極限・極端の意を表す副詞である。中国の官界ではさまざまな最たるものがあるが、次の流行語「官界の最」は「官界の常識」、かつ「最たる常識」を提示している。

原語:≪官場之最≫

最難找的地方 ―― 有関部門。

最難捉摸的官話 ―― 研究研究。

最神秘的機構 ―― 組織上。

最大的官 ―― 一把手。

最難管的東西 ―― 一張嘴。

最謙虚的時候 ―― 在上級面前。

最冠冕堂皇的語言 ―― 工作需要。

最易接受的行賄 ―― 您講的真好。

最関心的信息 ―― 自己這次能否昇迁。

最儍的高興 ―― 你的問題組織上也考慮了。

最無奈的選択 ―― 因為年齢。

日本語訳:「官界の最たるもの

最も探しにくいのは、「関係の部門」である。

最も理解しにくい官界のセリフは、「研究してみる」ことである。

最も神秘な機構は、「組織」である。

最大な官僚は、「トップ」である。

最も管理しにくいのは、口である。

最も謙虚な時は、上司の前である。

最も堂々たる言い訳は、「仕事の必要」である。

最も受け入れやすい賄賂は、お世辞である。

最も感心を寄せる情報は、自分の昇進である。

最も愚かな喜びは、「組織は君の事を考えた」のを信じることである。

最も惜しい選択は、年のためである。