中国料理コンテスト、米タイムズ・スクエアで幕開け 世界各地の達人集まる

【大紀元日本9月30日】「第三回全世界中国料理コンテスト」が、9月30日から米マンハッタンのタイムズ・スクエアで開かれる。世界各地から集結した料理の達人たちが、四川、山東、広東、淮揚、東北の中国五大料理の味を競い合う。賞金総額は7万ドル。コンテストの実況はタイムズ・スクエアの大型スクリーンで生中継される予定だ。

新唐人テレビ(本部・ニューヨーク)が主催する同コンテストの主旨は、正統派の中国料理の調理法を世界に広げること。同コンテストの審査委員長・曲運強氏によると、コンテストが最も重要視しているのは参加者の伝統的な調理法だという。採点の基準は、料理の色、香り、味、包丁さばきなどが含まれる。

同コンテストの視覚芸術プロデューサーは、「ビジネスの最先端であるタイムズ・スクエアが、古代中国の色合いに染まる」と話す。同氏によると、コンテスト開催時、同スクエアの中心エリアは古都・長安の町並みに変身し、唐の時代の建築スタイルを模倣した移動式室外厨房や、唐装をまとったイベントスタッフがお目見えするという。

曲運強氏は、「コンテストは、世界に中国の飲食文化を披露するプラットフォーム。外国の人々は、正真正銘の中国料理と、伝統的な飲食文化を肌で体験できる」と述べた。台湾からはアジア地区の予選を突破した18人の料理人が決勝に参加する。同受賞式は10月3日に開かれる予定だ。

(記者・李新/翻訳編集・叶子)