【ニューヨーク通信】 どうなるのか、最近の選挙事情

【大紀元日本10月27日】22日(月)夜、次期大統領選挙に向けた第3回(最終)の討論会は、フロリダ州ボカラトンで行われ高い視聴率を得た。

民主党・オバマ大統領と共和党・ロムニー候補のこれまでの2回の討論会は、全米で6000万人以上の国民が期待と興味をもって見守った。

討論会の翌日は、放送局やメディアによって両者の発言に対する評価が大きく二つに別れる。

また討論会での答弁次第では、国民の支持率が微妙に変化する。オバマ氏とロムニー氏支持層が拮抗している州では、支持率が逆転したりと両者とも激しい戦いを強いられている。

今回の討論会における米世論調査ではオバマ氏が優勢。CNNニュースの調査によると、オバマ氏48%、ロムニー氏40%で、オバマ氏優勢と発表した。

市民からの質疑応答の形をとった第2回(16日)の討論会では、ニューヨーク郊外ヘンプステッドのホフストラ大学で行われた。

その2日後に開かれたチャリティー・パーティーも引き続きニューヨーク市内で、両者とも互いにジョークを飛ばし会場を大いに沸かせた。

最近、米連邦選挙委員会(FEC)が発表したところによると、民主、共和両党とも、次期大統領選挙の資金提供額の上位10のうち半数近くが、マンハッタン区内からであったと郵便番号別ランキングで分かった。

民主党のビル・クリントン元大統領がニューヨーク市内のハーレムに事務所を構えていることもあり、オバマ大統領は頻繁にニューヨークを訪れている。意外なことに、オバマ氏のほうがロムニー氏よりも多くの資金を得ていたようだった。

ロムニー氏は成功した事業家であり、大富豪の政治家、彼が属する共和党は金持ちを支持する政治団体であるというイメージが強い。

日本では、一般的に政治的な話題を公にすると敬遠されがちだが、アメリカの人達(特にニューヨーク)は、身近な人たちが集まったパーティー、コーヒーショップやレストランなどで民主党や共和党の政策につて正しいとか間違っているとか大いに語り合う。

幸いにも私のアメリカ人の友達はすべて、民主党のオバマ大統領支持派で会話に問題はないが、場所も変わりアメリカ中部の白人の多い州などでは、ロムニー大統領候補の共和党を支持する人達が非常に多いという。

11月6日(火)の大統領選挙まで2週間と迫っている。メディアでは、両者とも最後決戦に向け女性有権者に絞って戦いを進めているという。

中国に対する強い貿易政策もまた、アメリカの経済と雇用問題の向上に繋がると国民から大いに期待されている。

支持率が常に変動する女性有権者へ向け、中絶問題、就労機会の拡大、雇用均等法などなど、両者はどこまでアメリカ女性の心をつかむ事ができるかが勝利の分かれ目だと考えているようだ。

(山崎)