大紀元時報

通訳者の勉強法から学ぶ、「話せる」英語学習法とは?

2019年05月20日 17時48分

「英語を何年も勉強しているのに、なかなかうまく話せるようにならない」

「相手の言っていることは理解できるけど、返す言葉が出てこない」

初級から中級へとステップアップを目指す英語の学習者なら、一度はこんな壁にぶつかるでしょう。

ここでプロの通訳者が用いる英語学習法、「シャドーイング」と「リプロダクション」をご紹介します。通訳の勉強法と聞くと難しそうですが、どんな人でも使える、英会話力を鍛えるために非常に有効なメソッドです。しかも手軽に始められるのもポイントです。

「シャドーイング」で、英語の発音に慣れよう!

スムーズに英語で会話をするためには、ネイティブな発音やスピードに慣れることが必須。「シャドーイング」では、英語の文章を聞きながら、その2,3秒後にまったく同じ英語を発音していく、という練習をします。つまり、「シャドー=影」のようについていくことから、「シャドーイング」という名前になっています。

まずは、①ニュースや英会話などのリスニング教材、②リスニング内容の英文スクリプト、を用意しましょう。

いきなり始めると難しいので、最初に英文スクリプトを音声無しで読み、単語の意味や発音を調べましょう。

そして、英語を流して聞き、数秒遅れで同じ英語を話してください。

慣れるまでは、数文ごとに音声を止めながら進めると良いでしょう。この練習を繰り返すと、滞りなく英語での会話を楽しめるようになります。

「リプロダクション」では、英文を覚えて発音する!

「リプロダクション」は「シャドーイング」よりも少し難しい練習法です。これは「再現」する、という意味で、英語が1文流れるごとに音声を止めて、何も見ずに同じ1文を言う、ということをします。

ポイントは、英文を聴いて暗記することです。この練習法を繰り返すと、耳と口がしっかり英語に慣れていきます。そして、暗記することにより、とっさの場面で使える英語が増えていきます。

しかし、はじめのうちは難しいので、まずは5割程度できるようになることを目指しましょう。これも、事前に内容を確認し、意味や発音を把握してから、練習を始めるのがいいでしょう。

興味のあるテーマで、コツコツと続けることが大事!

「シャドーイング」に集中的に取り組むことで、英語のスピードに慣れ、英語を話すことに抵抗がなくなります。そして、発音や抑揚も、自然な英語へと近づくことができます。

練習の題材を、ニュースだけでなく、好きなアメリカ人歌手のインタビュー動画など、少しでも自分の興味のある分野を使うのも、練習を持続させるモチベーションになります。慣れるまでは少し大変ですが、英会話力が底上げされる勉強法なので、上達への近道かもしれません。「継続は力なり」一日に10分でも5分でもいいので、コツコツ練習すればいつか大きく飛躍するにちがいありません。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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