大紀元時報

余命135日の6歳女児、その後家族が見つけた感動のメッセージとは

2019年07月08日 10時23分
(Illustration - Shutterstock)
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あなたは人生の終わりに、大事な人に何を残していきたいですか? エレーナ・デザリックちゃんは小児脳腫瘍を患い、6歳の若さで亡くなりました。 しかし、彼女は思い出をいつも大切にしてほしいと、家族にあるものを残していたのです。
オハイオ州に住むエレーナの両親キースとブルックは、我が娘の余命を知った時に絶望したと言います。反対に、6歳のエレーナは自分の寿命が残りわずかなのを、幼いながらに感じ取っていました。


ある日、彼女はいつもと違った様子で、うまく言葉が発せず、歩き方に違和感を感じた父キースは、小児科へ連れて行くと、大きい病院での検査が必要と大病院にすぐに搬送されました。その後MRI検査をし、小児脳幹部グリオーマが見つかりましたが、医師からは現在の医療では、治療方法はないと告げられたそう。
また、エレーナは135日の余命であると診断を受けましたが、最終的に255日を生き抜き、そして2007年8月11日に7歳の誕生日のちょうど4ヶ月前に亡くなりました。


エレーナが亡くなった後、身の回りを整理していた両親が、彼女の残した数枚のメモや落書きを見つけます。そこには、エレーナの両親に宛てられたものを始め、妹のグレース、祖父母そしておばさんの飼っている犬にまでメモが残されていたそうです。


「それはもう色々なところでそのメモを見つけましたよ。ブリーフケースの中、本の中、タンスの中、さらにはクリスマスツリーの飾付の袋の中にまで!」さらに 「エレーナのメモを見つけてからすぐに、僕の母から電話があったのだけれど、彼女も洋服棚の中からメモを見つけたと教えてくれました。そこでようやくエレーナが私たちに何を残そうとしていたのかが分かったのです」とキース。
エレーナの残した多くのメモには「ママ、パパ、そしてグレース、とっても愛しているわ」と書かれていたり「病気になってごめんなさい」とあったそう。 


キースは幼かったグレースに、エレーナとの思い出を残すため日記をつけ始めまし た。それがきっかけで、2009年に「Notes Left Behind」という本を出版し、ベストセラーにも選ばれました。
亡くなって12年が経ちますが、キースとブルックがまだ見ていないメモがあると言います。「そこにはすごく大切なことが書かれているのは分かっています。だけど、プレゼントを開ける前の気持ちをもう少し持っていたいんです」と母ブルッ ク。


その後、2014年にニーナも家族に加わり、「昔、エレーナがグレースに読んであげたお話を、今度はニーナにも聞かせてあげています」とキース。
デザリック家の絆は、エレーナの家族を思う優しさから生まれたのでしょう。

(大紀元ウェブ編集部)

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