大紀元時報
貧者と徳瓶

古代インドにも魔法のランプ!?

2019年07月25日 02時08分
Pixabay/Karina Mannott
Pixabay/Karina Mannott

古代インドにとても貧乏な人がいました。彼は貧しい生活を送っていましたが、12年間一心に神様に仕えました。

そんな彼を可哀想に思っていた神は、ある日彼の前に現れました。
神は聞きました。「あなたは何がほしいのか?」
貧者は答えました。「全ての願いを叶えたいです」

神は貧者に一つの瓶を渡しました。
「この徳瓶はあなたが欲しがるすべてのものを出してくれるのだ」

その日以降、貧者はお金持ちとなりました。豪華な家や馬車、金、銀、瑪瑙など、欲しがるものは徳瓶は何でも出してくれました。

貧者が一夜でお金持ちになることに人々は興味深く思っていました。ある人が貧者に聞きました。「以前あなたはとても貧しい人でしたが、なぜ突然お金持ちになったのですか?」

貧者は言いました。「神様から欲しがるものは全部出してくれを瓶を授かったのだからだ」
「その瓶からどうやって宝物を取り出せるかみせてくれませんか?」

貧者は徳瓶を取り出して皆んなの前でたくさんの宝物を出し始めました。そしてだんだんと興奮し始め気が狂ってきた貧者はなんと瓶の上に立って踊り始めました。その時、瓶はがシャンと割れ、瓶から出された財宝も全部姿を消してしまいました。貧者は再び以前の貧しい状態に戻りました。

貧者は貧困の時は12年間も一心に神に仕えましたが、裕福になるとその初心を忘れてしまいました。徳瓶は彼が蓄えてきた福徳を扱っていましたが、神を敬う初心がなくなると、神はその福徳を取り上げたので、彼は全てを失ったのです。

(翻訳・編集 唐玉)

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