大紀元時報

ホームレスで薬物中毒の妊婦に出会った警官 生まれてくる子どもを養子に

2019年07月30日 15時08分
L: YouTube Screenshot | TODAY, C: Getty Images | Alex Wong, R: YouTube Screenshot | TODAY
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ニューメキシコ州アルバカーキ在住の警官、ライアン・ホレッツは、薬物中毒でホームレスの女性の子どもを養子に迎えましたが、そのことが、ホワイトハウスの耳目を集めることになるとは、彼自身想像もしていませんでした。ホワイトハウスの報道官(当時)サラ・サンダースは、ライアンを、「未来永劫のアメリカンスピリッツの人」と讃えました。

ホレッツの利他的な決意は、彼自身の人生、ホームレスの女性、そして生まれてくる赤ちゃんの運命をも変えたのです。

2017年9月23日、ライアンは、コンビニエンスストアでの窃盗事件にあたった後、芝生でホームレスのカップルが座りながらドラッグを注射しているのが目に入り、近づきました。女性は名をクリスタル・チャンプといい、年齢は35歳、妊娠していました。彼女は、自分が麻薬中毒で妊娠8ヶ月だとライアンに伝えたのです。また、十代でヘロインと覚せい剤を始めて中毒から抜け出せないこと、何度もトライしたが失敗したことをライアンに告げました。

クリスタルが、「自分はお腹の子どもを育てられないから、誰か養子にもらってほしい」という話をした時に、何かがライアンの中で反応しました。彼は、妻と4人の子どもが写っている家族の写真をクリスタルに見せて、自分が生まれてくる子を養子に迎えたいと伝えたのです。クリスタルは歓喜して、生まれてくる子の父親であるトム・ケイも同意しました。

たまたまそばにいたライアンの妻レベッカも、即座に同意しました。「神様が私たちをお呼びになったのです。」レベッカはこう答えています。

10月12日に赤ちゃんが生まれ、ホープ(希望)と名付けられました。

レベッカは、次のように回想しています。「クリスタルはお別れのときに、『愛しているわ、私の可愛い赤ちゃん。』とホープに声をかけて、私に『この子をどうぞよろしくお願いします。』と言ったのです。私は、『もちろんよ。あなたもご自分のことを大切にね』と彼女に告げたのです。忘れられない瞬間でした。」

クリスタルとトムは、アルバカーキーを離れ、フロリダの薬物中毒矯正施設に入所しました。ライアンとレベッカ夫婦は、ホープがやがて成長の過程で問題が出てくることを理解しています。でも、ホープのためにそばにいて、あらゆる困難に立ち向かい、解決のための努力をいとわない覚悟でいます。

2018年1月の一般教書演説において、ホワイトハウスに招かれたライアンとレベッカに、トランプ大統領は、「あなたたちは、アメリカの良き精神を体現してくれた。」と声をかけました。

本当に素晴らしいご夫妻ですね!

(大紀元日本ウェブ編集部)

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