美しいミニ刺繍 本物そっくり伸びるチーズ

日本の刺繍家ipnot(イプノット)は、現代的かつ日常的な方法で刺繍の芸術を表現し、その作品は予想外な可愛さに溢れており、驚くほど絶妙でリアルさがあります。

ipnotは、小さい頃から同じく刺繍好きの祖母から影響を受けて、刺繍が好きになったと言います。後に、彼女が一番好きな刺繍法である、フレンチノットスティッチを見つけて、多くの年月をかけて刺繍技術を磨きました。

ipnotは心ゆくままに表現力に溢れる刺繍を入れ、それ以来、刺繍針は彼女のブラシになり、思いのままに多くの美しい作品を生み出してきました 2015年以降、500を超える作品が完成し、彼女の知名度が高まりました。

見る人の人差し指を動かすミニ刺繍

掴み上げられた一枚のピザ、伸びるチーズの糸も表現されています!これは日本の刺繍作家ipnot(イプノット)による新作です。

作品にリアルなグラデーションと豊かな色彩を見せるために、あちこちで様々な色沢と色階のより多くの刺繍線を集め、約500もの異なる色の糸を見つけました。

海老のお寿司をどうぞ!

もっとも、それは爪の大きさほどしかありません。これは9月3日にTwitterに投稿された彼女の新作品です。

コーヒーを一杯どうぞ!

コーヒーとミルクがゆっくりとカップの中に注がれ、たくさんの泡がカップの中に生き生きと浮かび上がります。刺繍にとても意外性に富みダイナミックな感覚があり、趣に溢れているようです。

ipnotは色合いとグラデーションもきめ細かに使っており、絶妙な立体感を生み出し、食べ物を驚くほどリアルに表現しています。

また、可愛い動物型のものもあり、日本人が好む立体的な折り鶴もとても優美です。

人型のものも難なく作っています!

「501embroidery」の系列作品は小型かつ精巧で、作品はどれも500円玉サイズです。日常を取り巻く様々な要素を題材としていることから、ipnotの作品テーマは限界がありません。

フレンチノットスティッチ

Wikimedia commons

フレンチノットスティッチ(French knots stitch)は、一つ一つの立体的な刺繍線の結び目が光と影の変化と色のグラデーションを示し、物体の質感がよりリアルに表現できるように、糸を布に通した後に玉結びする針法です。

一般的な平面刺繍法とは異なり、針が布の表面に刺さる際、糸は針に1回転以上巻き付けられ、その巻きつける数が結び目の大きさに繋がります。以下のビデオは、フレンチノット刺繍の刺繍方法に関するものです。ぜひ参考にしてみて下さい。

(大紀元日本ウェブ編集部)