大紀元時報

米宇宙飛行士を生涯苦しめる、月面着陸時の神秘的感覚

2020年03月07日 13時36分
1972年12月、アポロ17号に搭乗した宇宙飛行士が月面着陸(NASA/AFP/GettyImages)
1972年12月、アポロ17号に搭乗した宇宙飛行士が月面着陸(NASA/AFP/GettyImages)

唯一無二の12人を会員とする高級クラブ「月面探検隊・米宇宙飛行士会」がある。メンバーは、月面着陸に成功した宇宙飛行士12人の中で、探検経歴と名声によって裕福になった人はいない。逆に地球への帰還後、地球上での努力や目標を見つけ難いことに気づいた。月まで行った後、さらにどこに行けるか? 宇宙飛行士12人はまた、一連の混乱に満ちた「俗世の生活」に遭遇した。

左から右へ:アポロ17号の宇宙飛行士ビル・シェパード
アポロ11号のバズ・オルドリン、
アポロ13号のジム・ラヴェル、
アポロ17号のユージーン・サーナン
(NASA/Getty Images)

アル中、鬱、妻と離婚…宇宙飛行士の帰還後の多難

 

英紙「ガーディアン」の報道によると、イギリスの作家・アンドリュー・スミス氏は、月面着陸に成功した宇宙飛行士9人を取材、『月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちのその後』を著し、驚愕の内幕を披露した。

月に着陸した宇宙飛行士のほとんどは地球に戻った後、突如訪れる名声と月面着陸により生じた超感覚的な影響に対処することができず、精神的に崩壊したり、アルコール中毒になったり、鬱状態に陥ったりするなどを経験し、多数が妻と離婚したという。

60年代初頭、米航空宇宙局(NASA)は,アポロ月面着陸計画を実施し始め、1969年の夏から1972年12月まで、米国宇宙飛行士12人が前後してアポロ宇宙船に搭乗、現代の携帯電話より原始的な航行技術を駆使して、月面を探検した。

月面着陸に成功した宇宙飛行士の大部分が、50年代に米国空軍のテストパイロットを勤め、自ら人類の未来のために冒険していると考えた。

最初に月面を踏んだ米国宇宙飛行士、ニール・アームストロングは、地球に戻った後、いつまでも付きまとう名声に対処できず、有名人としての生活に飽き、隠居生活に入ることを決心したという。アームストロングは、シンシナティ市の某航空工学院で大学教師を勤め、長い間、ずっとオハイオ州レバノンの農場で静かな生活を送っていた。彼はかつて、「いったいどのくらいの時間が経てば、人々が私を宇宙飛行士として見なさないだろうか」と述べた。

路頭に迷う宇宙飛行士たち

最初に月面を踏んだ米国宇宙飛行士
ニール・アームストロング(Getty Images)

アームストロングと共に月面を踏んだオルドリンは、地球に戻った後、精神的に気落ちし、気が狂ったように酒に酔い、妻と離婚した。オルドリンは、彼が月面で歩くとき、魂が体を離れるような、奇異な感じを覚えたという。この感覚は彼を一生苦しめた。

同様に神秘的な感覚に苦しめられたのはアポロ15号の月面着陸船パイロット、ジェームズ・アーウィンだった。アーウィンは月のアペニン山脈の岩石の上で、45億年の歴史がある、「ジェネシス・ロック」と呼ばれる水晶を発見した。アーウィンはまるでこの「ジェネシス・ロック」がそこで彼の到来を待っていたかのように感じたという。アーウィンは地球に戻った後、宗教を信仰し始め、2回探検隊を率いて、トルコのアララト山にノアの方舟の痕跡を探しに行った。

アポロ14号の月面着陸船パイロット、エドガー・ミッチェルは月面から宇宙船に戻るとき、何者かに注視されているような奇怪な感覚を覚えたという。彼は自分が宇宙の中の知恵のある生命と心霊上の接触ができたと感じた。地球に戻ってから、ミッチェルは神秘な超自然現象について研究を始めた。彼はカリフォルニアに抽象科学協会を作り上げ、もっぱら人類の意識と各種の超自然現象を研究した。

アーウィンと搭乗した同僚のチャールズ・デューク(69)は同様に、月面着陸時によってもたらされた巨大な震撼に対処できず、酒に溺れ、更に自分の子供を虐待した。現在、デュークは生存中の月面着陸宇宙飛行士の中で最も若い一人である。彼は後になって宗教に帰依し、月面着陸事件を「わが人生の汚点」と称した。

(大紀元編集部科学面担当)

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