花嫁が、花婿の元カノ宛てに誓いの言葉を用意! その内容とは?

新しい彼氏・彼女ができると、何かときになるのが元カレ・元カノの存在。嫉妬心から来るのか、なぜか「元」の悪口を言ってしまう。みなさんはそんな経験があるだろうか?

ペンシルバニア州に住む、ケイティ・ムッサーさんは一枚も二枚も上手だった。彼女は結婚式で、息子の実の母(つまり夫の元カノ)宛に特別なメッセージを書いていた。

2013年の春、ケイティさんは夫ジェレミーさんと交際。しかし、付き合って一ヶ月半頃、彼と元カノとの間に3週間になる息子ランドン君がいることを告げられる。当時とてもショックを受けたというケイティさんだったが、彼のために喜んであげたという。

 

育児のこともあり、ジェレミーさんと元カノとの関係が泥沼化。さらにケイティさんは「ランドンのママ、ケイシーと私はお互いをすごく嫌っているわ」と堂々とフェイスブックに公開した。

しかし、ランドン君が生まれてからは、ケイティさんの歩みにより、二人の溝は急速に埋まっていった。今では二人で買い物に出かけたり、お互いのことをよく知ろうと努力してるとか。なによりも、二人の間にはいつもランドン君がおり、それが二人を繋ぎ止めた大きな理由だったという。

その後、ケイシーさんは別の男性と結婚。2017年にはケイティさんとジェレミーさんも晴れてゴールインとなった。

ケイティさんの要望で、夫の元カノ、ケイシーさんとランドン君を結婚式に招待することになった。結婚式当日、ケイティさんはサプライズで、ケイシーさん宛に誓いの言葉を送った。「まず、私と友達になってくれてありがとう。そしてランドンの家族になれたことも感謝します。あなたみたいな良き母親になることを約束します。同じ親としてあなたたちを尊敬し、一緒に育児していくことを約束します。どんな形であれ、あなたたちと出会えて本当に良かったです。みんな私の家族です」

サプライズはこれだけでは終わらなかった。ケイティさんはランドン君にも誓いの言葉を用意していたのだ。「いつでもあなたのそばにいることを約束します。あなたのパパを愛し、あなたのもう一方の両親たちとも親友であることを誓います。これからも先ずっと、このおっきな家族で仲良く過ごそうね」

ケイティさんはこの複雑な環境の中でも、子育ては子供にとって最善のことをするべきだと思っているとコメント。そんな理解ある4人の両親に育てられるランドン君は、きっと2倍の愛情を受けて育つことだろう。

(大紀元日本ウェブ編集部)