大紀元時報

「溺れた小鹿を助けた犬」森と湖水の不思議な物語

2021年7月15日 16時01分
米バージニア州で、水に溺れた小鹿を、勇敢な犬が「救助する」という不思議な美談がありました。(写真は本文と関係ありません)(edb3_16 / PIXTA)
米バージニア州で、水に溺れた小鹿を、勇敢な犬が「救助する」という不思議な美談がありました。(写真は本文と関係ありません)(edb3_16 / PIXTA)

日本の皆さん、こんにちは。
私は、米バージニア州に住む海兵隊の退役軍人で、ラルフ・ドーンと言います。

今は妻とともに、水ゆたかなこの土地で、静かなセカンドライフを楽しんでいるところです。そんな私が先日、実際に目にした話を写真つきでフェイスブックに載せたところ、少なからぬ反響があったので、日本の皆さんにもシェアいたしましょう。

あれは確か、6月2日朝のことでした。我が家の一員であるハーレー(彼は私の「息子」で今年6歳のゴールデン・ドゥードルです)の姿が見えなくなったので探していたところ、なんと家の近くので見つけました。

そこで見たのは、に飛び込んだハーレーです。懸命に泳いでいく先には、もう一つの小さな命がありました。なぜそこにいたのかは分かりませんが、鹿の子どもが、水面でもがいて溺れていたのです。

おお、我が「息子」が、今まさに「救助」に向かおうとしている。
海兵隊の私は、ハーレーの勇敢な行為を誇らしく思いました。そして、その結果はどうなったかと言うと、ハーレーは見事に小鹿を救助して、岸辺まで連れてきたのです。

鹿は、本当にこの世に産まれて数日ほどの幼鹿でした。がたがた震えながら、怯えた目を四方に向けて母鹿を探しています。ハーレーは、その子を優しく抱くように体を寄せ、舌で小鹿の全身を舐めて介抱しています。

「種類の異なる動物が、これほど相手の不幸な境遇を理解して(あるいは感知して)助けようとするのか」。不思議な光景でしたが、これは私が実際に見たことなのです。

しばらくすると、森の中から母鹿が現れました。離れたところから、じっとこちらを見ています。

私は、ハーレーを抱いて、その場を離れました。母鹿が小鹿を連れて森へ帰って行くのを遠くから見届けた後、家に戻りました。ハーレーには、人命救助の「勲章」を授与するつもりで、ごちそうを食べさせてやったのは言うまでもありません。

翌朝のことです。私はリビングで、妻とともに朝食後のコーヒーを味わっていました。

するとハーレーが突然、何やら慌ただしくリビング内を動き回り始めたのです。

屋外を気にしている様子でしたので、ドアを開け、外に放してやりました。ハーレーがまっすぐ走って行った先には、畔の森があります。なんとそこに、昨日の鹿の親子が来ていたのです。

ハーレーと小鹿は、再会した仲の良い友達のように、じゃれ合い、お互いを鼻で嗅ぎあっています。私は、しばらくの間、彼ら「二人」を自由にさせていましたが、ころあいを見て、ハーレーだけを連れて家に戻りました。鹿の親子は、その日の夕方ぐらいまで、その付近にいたようです。

以来、あの鹿の親子の姿を見ることは、なくなりました。

(翻訳編集・鳥飼聡)

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