病院でがんと闘っていた2人の幼児が、再会の場でお互いに花束とハグを贈り合う

アリゾナ州に住む2人の幼児が病院で出会い、共にがんと闘いました。その愛らしい友情の様子は皆の心を温めました。 退院から2ヶ月後、再会を果たした二人は、お互いに愛情いっぱいに抱きしめ合いました。

ダニエル・ポーターとタイ・ポーターの子供マック・ポーターくんは、2歳の時に、珍しいステージIIIのリンパ腫と診断されました。同じ頃、トレーシー・バレットとクリス・アルティスの一人っ子であるペイソン・アルティスちゃんも、わずか2歳で白血病と診断されました。

この2人の3歳児は治療のためにフェニックス・チルドレンズ・ホスピタルに入院し、そこで出会いました。

マックくんの母親ダニエルさんはエポック・タイムズに

「彼女はパレードに参加していた。 その後、マックをペイソンちゃんと一緒に散歩させてもらえないかと(彼女の両親に)お願いしたら、それから、二人は点滴スタンドの棒をおもちゃにしたりして一緒に遊んでいた」と話しました。

2人は、退院してから2ヶ月間会っていませんでした。 ビデオチャットは頻繁にしていたものの、やはり彼らは会って一緒に遊びたいと言うので、彼らの両親は子供の願いを叶えようと、手配しました。

ダニエルさんはマックくんをペイソンちゃんの家に送りました。 彼女によると、マックくんは「彼女にを渡せば、僕たちは結婚できるね!」と言い、その後すぐに「まず僕たちが大人にならないとね」と母親に言ったそうです。

Instagramで公開された愛らしい再会の様子の動画では、マックくんが美しい花束を持って歩道上のペイソンちゃんに歩み寄ってます。 ペイソンちゃんは両手で顔を覆ってから花を受け取り、彼を大きくハグしました。

との闘いの中で真の友情を見つけた小さな二人に、ネットユーザーも感動しました。「可愛すぎる」「20年後の二人の結婚式でこのビデオを見せるのが楽しみだね」

ダニエルさんによると、マックくんとペイソンちゃんはとても優しいそうです。 彼らはお互いを理解し、単純で、一緒に遊ぶときにはお互いのさまざまなおもちゃを見るのが好きです。

エポック・タイムズ紙に、入院中のペイソンちゃんがどのように自分を見守ってくれたかを尋ねられたマックくんは「勇敢で愛情深い」「ペイソンと遊べる …… かくれんぼやダンスが好きなんだ」 「彼女は僕の一番の友達」と答えました.

マックくんの両親は最初、息子が2020年のクリスマス前にコロナウイルスに感染したのだと思っていました。Fox 10によると、ダニエルさん夫婦は共に陽性反応を示しましたが、マックくんの呼吸が悪化したため、胸部X線検査で体内に大きな腫瘍があることがわかりました。 この腫瘍は後に癌と診断されました。

マックくんの話は口コミで広がり、彼の住んでいる地区の住民は彼のために団結しました。

この記事を書いている時点では、マックくんもペイソンちゃんも病状は良くなっているようです。 6回の集中的な化学療法の後、まだ胸に大きな腫瘍を抱えていますが、マックくんのがんは消えていました。

「彼の状況はとても良いです」 ダニエルさんはエポックタイムズ紙に語りました。

(翻訳・井田千景)