また消えた大御所 五木ひろし 紅白歌合戦不出場

演歌界の大御所・五木ひろし(73)が、17日、今年の年末に行われる「第72回NHK紅白歌合戦」への出場しない考えを示した。これにより、史上最長だった50年連続のNHK紅白歌合戦への出場記録が終了することになる。

1971年、初めてNHKの「紅白歌合戦」の舞台に立った五木ひろしは、昨年の紅白で連続出場50回という北島三郎と並ぶ最多記録を樹立していた。 しかし、17日に大阪の新歌舞伎座で行われたコンサートで、「昨年50回を迎え、大きな区切りをつけました。この喜びを胸に終了したいと思います」と語った。

50回連続出場を成し遂げた昨年、五木ひろしは、報道陣の取材を受ける予定だったが行われず、その後NHKを通じて「みなさまに支えられ辿りついた、50回連続出場。私にとっても大きな区切りとして、万感の思いをこめて歌います」とコメントを発表していた。

2019年の紅白では五木ひろしは出演者のDA PUMP仕込みの“いいねダンス”を披露し「気がついたら49回目。ここからが正念場。80歳くらいまで“いいねダンス”をやっていきたいね」と80歳まで紅白現役を目指す考えを漏らしていた。

報道によると、五木は昨年、自身のラッキーナンバーの「5」にちなんで、50回連続出場を達成したことで、「NHK紅白歌合戦」への出場を終了することを決めたという。

(翻訳・柳あきら)