この5つの症状を無視しないでください

中共ウイルス(COVID-19)のパンデミックの発生以来、ちょっとした体調不良で医療機関を受診する人が以前より少なくなっています。しかし、これらの症状がある場合は、無視しないでください。

英国紙「デイリーエクスプレス」によると、匂いの消失、恒常的な疲労、あごや背中、首の痛み、目の前の閃光、手足のしびれなどは、よくある原因に加えて、重大な病気の前兆である可能性もある5つの症状だそうです。

1.嗅覚の喪失

嗅覚が衰え、頭痛がすることに気づきました。あらら、中国共産党のウイルスに感染しましたか。簡易検査では陰性。大喜びでほっとしていることでしょう。一時的な嗅覚の低下は、風邪やインフルエンザ、副鼻腔炎、花粉症(アレルギー性鼻炎)などでよく経験することで、慌てる必要はありません。

しかし、まれに鼻ポリープや異物が鼻腔をふさいでいたり、においを感知・処理する脳の嗅覚器官に問題があるために起こることもあります。

また、パーキンソン病の研究慈善団体であるParkinson’s UKによれば、パーキンソン病や認知症の初期症状である可能性もあるとのことです。その場合、早期発見することで管理に大きな差が生まれます。したがって、嗅覚の低下や異常が、通常の一般的な病気によるものではないことが確かであれば、一度検査を受けてみることをお勧めします。

2.頻繁に起こる疲労

これは通常、食生活の乱れ、喫煙、アルコールの飲み過ぎ、睡眠不足などの生活習慣の乱れによって引き起こされます。

「ロングコビド」、つまりコロナ後遺症の方は、疲労を感じることもあります。この症状に対する決定的な治療法はありませんので、医師にご相談ください。

しかし、これらの要因が除外された場合、疲労の原因が何であるかを調べるために、一般開業医に相談する必要があります。

また、全身倦怠感は、貧血、甲状腺疾患、心臓病、糖尿病、セリアック病(グルテン過敏性腸症)、癌の兆候である場合もあります。不安やうつ病も疲労の原因になるので、すぐに治療する必要があります。

3.あごの痛み、背中の痛み、首の痛み

あごや背中、首の痛みは、一日中オフィスに座っているオフィスワーカーの共通の症状としてよく見られます。しかし、これらの症状は、特に女性の場合、心臓病の初期症状であることもあります。心臓病は早期に発見し、治療すればするほど良いのです。

4.突然の眼球の閃光

突然、原因不明の閃光が目に飛び込んでくるのは、片頭痛の発症の前兆としてよく知られています。また、網膜剥離の場合もあり、放置しておくと永久的な視覚障害になることもあります。

5.腕や足のしびれ

手足のしびれは、長時間同じ姿勢でいたり、寝違えたりすることのほか、神経の損傷が原因であることもあります。また、多発性硬化症や糖尿病の初期症状でもあり、早急な治療が必要です。

(翻訳・里見雨禾)