ダイエットや便秘に効果的なバナナ でもこんな人は注意して(1)

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やわらかくて甘いバナナは、小さな子どもからお年寄りまで、誰でも食べられます。生で食べても、調理しても良く、様々なおいしい食べ方があります。また、バナナは低価格で一年中、手に入り、ダイエット便秘を改善するなど、様々な効果をもたらす重要な栄養素がたっぷり含まれていることも人気の理由の一つです。

バナナの便秘改善効果はよく知られていますが、これからバナナの6つの健康効果をご紹介します。
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1.便秘を改善する

お腹の健康を維持する方法のひとつに、規則正しい排便がありますが、バナナはその手助けをしてくれます。

同心ヘルスケアシステムの栄養士、楊斯涵氏によると、バナナは食物繊維が豊富で、100g中1.6g含まれています。また、腸内プロバイオティクスの餌であるフラクトオリゴ糖も含まれており、食物繊維とプロバイオティクスは共に腸の動きを促進し排便を助ける効果が期待できます。ただし、食物繊維ばかり摂って腸を潤す水分が不足すると、便秘になりやすいので、バナナを食べるときには水分も摂ることが大切です。

漢方の観点から見ると、バナナは甘くて冷性なので、熱を取り除いて腸を潤し、胃に熱が溜まることで起こる便秘を改善することができます。台北医学大学病院の漢方医、呉柏鋒医師は、膨満感、腹痛、口の渇き、口臭を伴う便秘の場合、バナナを適度に摂取して解消することができると付け加えています。

野菜や果物が苦手な子どもも便秘になりやすいので、バナナパンケーキやバナナマフィン、バナナのドライフルーツなど、バナナをメインにしたナチュラルなデザートを食べるとよいでしょう。楊斯涵氏の説明によると、食物繊維は加熱によって失われることはなく、フラクトオリゴ糖は乳糖や果糖に変化するのに2〜3時間程度かかり、焼く過程で失われるフラクトオリゴ糖は少量なので、下剤効果は残っているとのことです。

2.腸内環境の改善

腸内細菌の良好な生態系を確立することで、健康な腸を維持することができます。バナナのレジスタントスターチは腸内プロバイオティクスの餌となり、短鎖脂肪酸を増やす働きがあります。長銀医療新聞によると、短鎖脂肪酸は腸内の嫌気性菌がレジスタントスターチを発酵させたもので、体内のエネルギー源の5%から10%を賄うことができると言います。

また、短鎖脂肪酸は、免疫細胞の一部を制御し、炎症反応を調節することが分かっています。

3.感情のコントロールと良い気分

幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの80~90%は消化管でつくられます。

セロトニンは感情を調整する働きがあり、体をリラックスさせ、幸せや喜びを感じさせ、また、眠りを誘います。体内のセロトニン濃度が低下すると、ネガティブで憂鬱な気分になることがあります。セロトニンを適時補給することで、気分を安定させることができます。

バナナには、セロトニンの生成に有効なトリプトファンとビタミンB6が含まれています。バナナにはリラックス効果のあるマグネシウムも、100gあたり24mg含まれています。

「失恋をしたらバナナの皮を食べるといい」と言われるように、皮にはトリプトファンが多く含まれています。ただし、吳柏鋒氏は、バナナの皮を保存したものには残留農薬や防腐剤が含まれている可能性があり、バナナのような効果が期待できないため、お勧めできないと指摘しています。

4.体重減少を助ける

バナナは、炭水化物、食物繊維、たんぱく質、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCなどを含み、栄養豊富で満腹感も得られます。吳柏鋒氏によると、バナナは減量派が低カロリーの食事と組み合わせるのに適しているそうです。

熟した黄色いバナナに比べ、熟していない緑がかったバナナには、食後の血糖値の上昇を緩やかにするレジスタントスターチやペクチンが多く含まれており、胃の空腹感を抑え、食欲を抑える効果があります。

ダイエットが必要な人は青バナナを食べてもいいですが、レジスタントスターチは消化が悪いので、食べ過ぎると便秘になると楊斯涵氏は警告しています。

バナナの皮が黄色くなり、コーヒー色になると、バナナの構造を維持するためのペクチンが徐々に壊れ、果肉がやわらかくなります。また、レジスタントスターチが徐々に糖に変わり、バナナの甘みが増します。 そのため、ダイエット中の人が熟れすぎたバナナを食べることはおすすめできません。

黄色いバナナでも緑色のバナナでも、専門家はバナナの大きさに応じて1日に1〜2本食べることを推奨し、食べ過ぎないように注意しています。

(翻訳・井田千景)

蘇冠米