【小宇宙の伝説】なぜ世界中の聖像が泣くのか?(1)

みなさん、こんにちは。「小宇宙の伝説」へようこそ。私の名前はジョジョです。
近年、世界中で神々の像がを頻繁に流していますが、その背後にある謎とは何でしょうか?何かの警告なのでしょうか?
 

神々の涙

近年、新聞やニュースで、聖母像が涙を流し、さらには血を流しているのも目にしますが、これらの現象は科学者や著名人によっても目撃されています。報告によると、血液と涙の成分を分析した結果、これらの聖像から流れ出たものは人間のものと同じであることがわかりました。この結果は、科学者たちを困らせました。

今日はこの現象についてお話ししたいと思います。

(血や涙を流す聖母像の動画はこちらから)

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中、イタリアの聖母像が血の涙を流す

2020年8月3日、南イタリアの小さな町、カルミアーノの少年が、血と涙を流している聖母マリア像を見つけました。この情報が次から次へと人々に伝わり、何千人もの人々が敬意を表して祈るようになりました。

民衆が撮った写真やビデオでは、彫像の右頬に茶色がかった液体があり、右目から流れているように見えます。一部のネット上では、これは2020年の不吉な兆候であると言われていました。2021年、コロナウイルスは世界中に広がり始めました。これまでに5億4000万人以上の人が陽性だと診断され、632万人以上が亡くなりました。

カルミアーノにある聖母マリアの像は、以前同じ場所に投下された爆弾が爆発しなかったことを記念して、1943年に広場に建てられました。それ以来、この像は人々を守ってくれると信じられています。

神の母である聖母像が涙を流す

2020年2月8日、ロシアのトゥーラ県ウルソボ村の教会の聖母マリア像が涙を流しているのが発見されました。その像には、涙が長く流れ出した跡が残されています。それから二日に一回、涙が流れるようになりました。

神の母の像からにじみ出る涙は、心地よい香りのある淡い色の油性液体「ミルラ」のようでした。ミルラは、香水、お香、薬として歴史的に使用されていました。ヘブライ語で書かれた多くの聖書において、珍しい香水として言及されています。また、ミルラは、聖油の成分としても記載されています。しかし、聖像にそのような成分がまったく含まれていないのに、なぜこの成分の液体が聖像からにじみ出てきたのでしょうか。

実際、この現象は1991年以来ロシアで広く見られており、ロシアではこの現象を研究するための特別委員会が設置されました。しかし、実験室での研究では結果が得られておらず、科学者は聖像が泣く理由を特定できていません。さまざまな素材で造られた聖像が涙を流しています。しかし、液体の成分は完全に有機物であり、生物だけが合成できる多くのタンパク質を含んでいると判断されました。

牧師たちは、聖像の涙を地球規模の大きな変化や危険な出来事の前兆と見なしています。たとえば、自然災害や戦争の可能性です。涙のようにミルラが流れた場合、それは差し迫った大惨事の兆候と見なされます。ミルラが小さな雫として落ちる場合、それは良い兆候です。血の涙は大きな試練の強い前兆だとみなしています。

実際、古代中国の本に、仏像の涙についての記録もあります。

(つづく)

(翻訳・郡山雨来)